宮宴でランチ | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

景福宮の中の民俗博物館を出て、昼ご飯に向かう。
前日予約しておいた『宮宴』という高級韓定食のお店。

タクシーを捕まえそこなったので、歩いて丘を越えていった。
15分くらいだろうか。母と一緒なので、できればタクシーの方が良かった。

景福宮の東側一帯は三清洞といって、おしゃれな街として最近注目されている。
現代的な躍動感のあるオシャレさではなく、伝統を守りつつも高級感を出した雰囲気だ。
宮宴の前の車道を渡ると「北村」といわれる地域になる。
韓屋を保存しようとしている地域で、私設博物館やゲストハウスなどに使われていたりする。
昔の貴族(両班)が住んだ地区・高級住宅地にあたるそうだ。
そうでありながらもなんだか懐かしい下町の趣があり、最近のガイドブックに必ず載っている。
冬ソナの中央高校もこの一帯、北のつきあたりにある。
上り坂なのでちょっと大変ですよ。



さて『宮宴』だが、外観は2階建てのコンクリートの自社ビルだ。
前に庭があり、小さな階段を上がってお店に入る。

予約してあったのですぐに通された。
1階のフロアにいた3、4組のお客は全員日本語を話していた。

個室では韓国人の家族?が食事をしているようだった。
何か慶事があったのだろう。



まず前菜(九節板をあらかじめ巻いてくれたもの)マスタードをつけて食べる。
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このスープもなんだか不思議な味。
ウエートレスの女の子は日本語できる。母が「何のおダシ?」と聞いていた
「オダシ」がわからなかったらしく、「ダシ」に「オ」が付いたものだと教えてあげた^^。
「ユクス(牛肉のスープ)です。」ということだった。

見た目もきれいで味付けも上品。九節板はあまり多いと飽きるのでこの程度でいい。

チャプチェは目の前で混ぜてくれる。その後、またチャプチェに似た冷菜。
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お皿が3品出て、もう終わりかと思ったら、そうじゃなかった。

母の御膳がバーン!(選択:ご飯)
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私の御膳(選択:粥)
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デザート(白いのは梨です。)
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薄味好みの母が美味しいと言ってました。
夜は76000ウォン~と高いので、ランチにしましたが、ランチでも量的に十分満足できるし
上品なお味で良かったですよ。

33000ウォンのランチでした。(税・サービス込み)
当時(2月に両替した時)のレートで2200円、今のレートで2400円ほどです。
普通の韓定食に飽きた方にもお勧めです。
牛カルビよりも高い値段だけど、食べる価値あると思いました。

ソウルナビにはランチは上の2種類(ご飯かお粥か)しか書いてなかったけど、
3万ウォン台のランチが他にもいくつかありました。

大切な人を接待するときにどうぞ。




『宮宴』--韓定食で有名な『チファジャ』の姉妹店です。