ハイキック144話 その5(最終編) | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

コメディドラマ「思いっきりハイキック」144話
ソン・シギョン氏が特別出演している部分の聞き取りと訳。
ラストシーンです。

*転載を禁止します。
 リンクOK。


その5
女先生とシンジがリビングでくつろいでいると、電話のベルが鳴る。
女先生が電話に出る。

여보세요?
아, 예 예. 안녕하세요?
예 예. 아, 잠깐만이요.

もしもし。あ、こんにちは。
はい。ちょっとお待ち下さい。

(シンジに)
야, 신지야!
성시경 씬데, 너 핸드폰 안 받는다고.

シンジ! ソン・シギョンさんよ。
あなたが携帯に出ないって言ってるわ。

왜 또!
何?(嫌そうに。)

뭐, 사과할 게 있다는데?

なんか、謝りたいことがあるそうよ。

됐다 그래. 웃기고 있어, 진짜.
야 ! 내 옷 값이나 한벌 달라 그래. 짜증 나..

結構です。笑わせないでよ。
そうだ。服代でもよこせって言って。頭にくる…。


(結局電話口には出てもらえないシギョン…)





[最後のシーン]

横断歩道で自転車に当てられ、カバンを落とすシギョン。
カバンを拾おうとするが、曲のイメージが急に浮かぶ。
夢中で横断歩道にマジックで楽譜を書き留めるシギョン。

ラ~ララ~ ラ~ラララ~(‘街で…’널 부르는 널 그리는 のメロディー)

信号が赤になったのに気づかないシギョン。
そこへトラックが…。

救急車の音。
搬送されるシギョン。

もの悲しく流れはじめる‘コリエソ「街で…」’のメロディ。
(ここまでやるか!)





シギョン氏、演技がうまいですよね~。びっくり。
イメージ 1
(歌に合わせて、ナレーション)

그 아저씨가 횡단보도에 그렸던 노래는
결국 음반판매 1위까지 오르는 명곡이 됐지만
아저씨는 그 영광을 보지 못했다.

彼が横断歩道に書きとめた歌は
後にヒットチャート1位に輝いたが、
彼はその栄光を見ることができなかった。 

(観客席(?)から遠慮がちに爆笑が広がる:ここまでやるとは。恐るべしシートコム。)

(完)

追伸:日本ではスカパーのKNTVで、
今から2ヶ月後くらいにこの回が放送されると思います。