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'80年代に好きだった韓国の歌手、チョン・ヨンノク(全永録)전영록氏です。



当時はチョン・ヨンノクと、眼鏡をかけた実力派女性歌手 이선희 イ・ソンヒが
若手歌手の中では一番人気のあった時代でした。

大学の授業は堅苦しい購読ばかり。
歌をとおして韓国語に親しもうと、
韓国へ旅行するたびにカセットテープを仕入れて来たものです。

しかし当時は今みたいに日本の若者が見て、いいなと思う歌がなく(演歌っぽいのが多くて)
好きになれる歌手を見つけるのに苦労しました。

カセットレーベルの写真を見て、
この人は演歌っぽくないかなと思うものを、あてずっぽうで選びました。

そうやって選んだ人にキム・スチョル(金守哲)氏やユ・ヨル氏(冬のソナタにご出演)がいます。

イ・ムンセは韓国に旅行中に知ったと思います。
ナヌン アジク モルジャナヨ の頃です。

あ、キム・ボムニョンもいました。
그대 이름 바람 바람 바람~
왔다가 사라지는 바람~
懐かしいですね。この歌すごくヒットしていました。


話を元に戻しまして、^^
チョン・ヨンノクは大学の先輩の紹介で知りました。
(その先輩はフランス語科だったけど、韓国語がペラペラで、私が在学中に何を思ったか、
また共通一次を受けてビルマ語に入りなおしてました。今はどうしているやら。)

チョン・ヨンノクは85年~88年頃、年末の歌謡大賞の常連でした。
歌を歌えばキャーキャーと女の子の黄色い声援が飛んでいた方でした。

ルックスもまあまあ良く、
歌もさほど演歌臭くはなく(少しは演歌っぽい)、
私も80年代に一番好きだった韓国の歌手でした。
擦り切れるほどテープを聴きました。

でも当時、販売されていたカセットテープに歌詞カードというものは入っておらず、
なんて言っているのかわからないまま、
(全部わかるほど実力ないし)
気持ちの悪いまま過ごしました。

今、実に十数年ぶりに、歌詞がわかったものもあります。
(インターネットの歌詞検索で)

あと、当時は「健全歌謡」というものが必ず入っていました。
歌手の出す音盤(レコード・テープ)には、
童謡のようなものが必ず最後に一曲入っていたんです。
これは義務だったのだと思います。
突然、児童合唱団の歌声が出てくるんです。
日本の感覚から思えば信じられないことでした。