比叡山1dayチケットで行きました。
淀屋橋から出町柳、出町柳からケーブルカーのある駅までと
ケーブルカー、ロープーウェイ、シャトルバスもついて2千円でした。
(11月末日までの期間限定)

五月晴れの良いお天気だったので、急に思い立って出かけました。
淀屋橋に着いたのが11時だったので、駅員さんに「これからですか?」と
2回も聞かれました。普通もっと早く出かけるのかなあ。

1dayチケットは京阪三条駅で途中下車できます。
たぶんここで昼食を食べてもいいですよということなのでしょう。
比叡山にはあまり食事をする所がありません。
(ガーデンミュージアムのレストランか、ドライブウェイのレストランしかないです。
ドライブウェイのレストランは車で行く人用ですね。)
出町柳で食べてもいいですね。

延暦寺を見るのが目的でしたが、
比叡山頂にある「ガーデンミュージアム」が思ったよりよかったです。
花と絵画の野外美術館でした。山頂にあるので景色がすばらしい。
シアターでは映像が見られますが、モネおじいさんが説明してくれます。
人形がとてもよくできていた。

平日ということもあり、人がほとんどいません。
ケーブルカーは往復とも、私を含め二人しか乗ってませんでした。

延暦寺は西塔エリアと東塔エリアを見ました。
時々団体(年配の方)とすれ違う程度で、あまり観光客はいません。(特に西塔)
ハイキングコースで山登りの人や小学生の団体を見かけました。

全く予備知識なしにブラブラと歩いていたのですが、
向こうの方に亀の形をした台が見えます。
「これはもしかして・・・?」と近づいてみると、
やっぱり。韓国ゆかりの塔です。
亀の形をした土台は韓国関連で結構よくあるんですよね・・・。
(豊臣秀吉に打ち勝ったとして有名な
イ・スンシン将軍の亀甲船に由来しているのか?)

石碑の説明を読んでみると、
ここのは「張保皐」という人を祭ったものでした。
9世紀の新羅時代に、海の安全のためにリーダーシップを発揮した人らしいです。
韓国語で、「장보・」ですが、最後の漢字の読み方がわかりません。
石碑の裏に英語でもかいてありました。見てみると・・・
장보고 でした!

あ、これはドラマの「チャンボゴ」なんだ~と感心しました。(見てないけど)
チャン・ボゴさんなんですね~。

延暦寺の、有名な根本中堂の向かいの
長い階段を上がったところに文殊楼という建物がありますが、
その左側に石碑はあります。
あまり人が上がらないところなんですが、
引き寄せられるように石の階段を上がって行って、
亀の石を発見した私って
やっぱり韓国と縁があるのだなあと、
ちょっと不思議な気がした瞬間でした。