広島市でタクシー強盗 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 

 社内に監視カメラが付いているので、生々しい会話まで記録されている。

 

 客として乗っていた男は広島駅の近くで突然、強盗に変身し、刃物を運転手に突き付けて現金12000円を奪って逃走。途中コンビニトイレで上着に着替え、広島駅に入って行った。

 

 なおトイレで刃物と上着が見つかっているので、指紋も採取されたことだろうし、街路の防犯カメラにも映っている。駅近くで強盗に及んだということは、電車で遠くに逃亡する計画だったということだろう。

 

 でも奪ったのはたったの12000円。昼間だと未だタクシーの稼ぎは少ないぐらい分からないのだろうか。それにカード支払う人も増えているので、現金は益々少なくなる。

 

 タクシーの日商はコンビニの精々1/10だ。明らかに効率が悪い。なのに強盗をする人がいるということは、密室という空間のため、心理的ハードルが下がるのだろうか。

 

 犯罪者の判断というか、価値基準がよく分からない。強盗で捕まると例え相手に怪我を負わせなくても懲役5年以上20年以下となる。ただし強盗のみで10年以上の実刑になることは稀で、初犯の場合は比較的軽い刑罰になることが多いとのこと。

 

 とは言え、実刑判決が下るとネットで検索されると名前が半永久的に出るので、まともな職に就くことは難しいだろう。普通の会社なら短期バイトを除き、ネットでチエックをするだろうから。仮に採用されても、後で身元がばれて、退職に追い込まれてもおかしくない。

 

 刑罰だけでなく、社会的制裁を考えると本当に割に合わないですね。この男は間もなく捕まると思いますよ。顔がはっきり出ているから、男の周辺の人が警察に通報するはず。

 

 大都市に逃げるのかもしれないが、12000円ぐらい電車賃で消えるんじゃないでしょうか。つまり強盗をやっても利得すらないという訳。