韓国でカジノは社会問題になっている | 猫好きのブログ

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 パチンコを全廃した韓国であるが、ギャンブルが消えた訳ではなく、カジノが社会問題になっている。

 

 水原氏違法賭博疑惑でジャーナリストが書いた記事には、資金力のない人を遊ばせないようにするのがカジノの基本で、パチンコのように貧しい人ではなく、富裕な人を相手にするものと書かれている。

 

 ところが韓国で唯一韓国人の入場が許されている江原ランドカジノ周辺では、カジノ中毒によるホームセスの増加や質屋が乱立するなど、様々な問題が報告されている。

 

 また、違法賭博の増加も問題視されており、特にオンラインでの違法賭博が拡大しているという。

 

 僕はカジノについて詳しい訳ではないが、今回のアメリカで合法カジノがあるのに違法カジノが存在していることを見ると、両者が全く無関係ではないことが分かる。

 

 即ち、合法カジノで勝てない客や支払い能力を失った人、更に高率の掛けをやりたい人が違法カジノに集まっているのではないかと推察されるのだ。

 

 仮に違法カジノを完全に取り締まったとしても、合法カジノだけで問題が起きないかというとそうではないはずだ。

 

 ギャンブルに狂った人は借金してでもやりたがるため、サラ金から借りてカジノ場に入るであろう。こうなると冷静さを失い、負けるのは目に見えている。合法的なサラ金から借りられなくなると闇金に手を出すだろうから、最後は全部を奪われる。

 

 カジノというと富裕層の綺麗な遊びのイメージがあるが、それは表面的なものに過ぎない。実際は様々な人が利用している。

 

 何年か前に山口県の小さな町で起きた役所の誤入金問題でも振り込まれた24歳の男は4000万円の殆どをオンラインカジノに溶かしたのは記憶に新しい。あの時は日本中が大騒ぎしたから窓口となった業者が返金した(業者は仲介者に過ぎず、本来は返還義務はない)ため、何とか回収できたが、カジノの怖さが分かる事件であった。

 

 水原氏だって1年で借金1.5億円、更に2年で6.8億円になった訳だから、ストップを掛けないと雪だるま式に増えて行く。あのままだと更に増えて数十億になったのはないのか?

 

 最悪の場合、口座に入っているお金全て消えたかもしれないと考えてしまう。