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コトの始まりは、ビジネス相談。
自営ゆえ波もあり、むむ、調子が今ひとつ・・・と
セミナーやコンサルに出かけてまして。
キューバ研修旅行前に受け始めた、自己プロディースコース。
２回目を前に、キューバにて左手を骨折・・・してしまった。
色々（かなり）落ち込んだけれども、自営に止まる暇もなく。
「踊れないときこそ、何か仕事で出来ることは・・・」と必死のワタクシ。
途中、新島サルサ合宿がありーの、肘と手首2箇所の手術＆入院がありーの。
で、行く先々で言われたのが
「今は仕事から離れた方が良い」。
え？ビジネスの相談に行っているのに仕事から離れろって・・・。
「ダンスと共依存になっている。」
「本来の自分の人生を生きていない。」
「ダンスを踊らない自分には価値が無いと思っている。」
などなど言われ・・・。
更に
「家族と離れ、1人で居る時間をもった方が良い。
カラダがギブアップって言ってるよ？」
のような事も言われ・・・。
そうする事にした。
この辺りはかなりショートカットで書いてしまったけど。
本当はもっと、ゆっくり一つ一つアドバイスが繋がった感じ。
だし。
そこに関わって下さった山根真喜さん、瀬戸まりこさん、梶貴美男さんに、
とても感謝している。
「え？そんな、他の人に言われて、聞き入れちゃうの？」と思われても、
おかしく無いかもしれない。
まず、サルサを踊る、ダンサー＆講師としての自分を知らない人たちから、
自分の現状がどうかを見てもらいたかった、というのがあった。
もう1つ。
そうする事にした、と言うほど事はカンタンではなく。
もちろん、めっちゃ、迷った。
っていうか、
「迷うか普通？？やるか、普通？？？
ダンナはともかく子どもと離れてって、どうなの？？？」
だった。
自分が本当に迷って求めた先のアドバイスは、
聞くことにしている。
それが後々自分にとって良いか悪いかは分からないけれども、
聞き入れるつもりがないのなら、向かっても仕方ないと思っている。
だから、アドバイスを貰いに行く段階で、ある程度覚悟は決めていた。
にしても、揺れた（当たり前か・・・）。
後押しは、パートナーの言葉。
「そうしよう」
「何故？」
「何かしないと、何も変らないから」
随分前から、私がどこかおかしいと、そう感じていたらしい。
私が一番怖かったのは、自分の意に反して、自分が死んでしまうこと。
それまで、自分の心に従って、自分らしく生きてきたつもりだった。
にも関わらず、４２年間生きてきて初の手術と入院が、半年後に、２回。
しかも両方、一歩間違えれば、命を落としていた。
最初の手術＆入院の時、家族や健康、生きることのあり難さを、
嫌と言うほど痛感した。
死についても、考え、生きる事を大事にしようと思った。
そしてその半年後、再び手術＆入院。
一昨年、弟を亡くした自分にとって、
これまでになく死というものを感じていた時期だった。
自分が死ぬのが怖いのも本音だけれども、
３人の子どもを残して今死ねない、そう本気で思った。
自分が意識出来ない無意識の何かが、
自分に何かを訴えているのだとしたら。
今ここで、そこと向き合わないと、本当に今度こそ
「え？そんなつもり無かったのに？？」
と命を落としてしまうのではないか、そんな事になるぐらいなら、
家族と離れて自分と向き合おう、そう思ったのら。
かくして、マンスリーマンションを借り、お１人暮らしが始まった。
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