女性社長は大変 | 東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

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フライトにまつわることからCAたちのプライベートまで♪ 元ベテランチーフパーサーが語っています

今度のJAL社長は・・・

 

初の女性社長で

しかもCA出身

さらに旧日本エアシステム(JAS)出身で

学歴は短大卒で

 

航空会社で

女性社長はめずらしいことではない

カンタス航空やエアフランス

KLMオランダ航空でもなっている

 

だけど

業界の人間も

メディアの人たちも
新人事をみてビックリ

新社長がどんな人なのか分からない

いつの間にか目立たずに

専務まで昇りつめていた

 

あちこちで

彼女の社長昇格を取り上げる記事

取材しても、新社長を知る人は

社内でも社外でも多くなさそう

 

客室乗員部長や乗員室長だった

筆者の知り合いたちも

「鳥取さんを知っている?」

という具合なのだ

 

社長になるくらいのCAなら

若いうちから頭角を現しているはず

客室マネジャーや乗員室長をやっていると

そういう娘たちは把握している

 

そうか、彼女は旧JASだったんだ

あるとき客室訓練部長の話題になった

そしたら今の訓練部長は鳥取さん

だという

 

JAL企業サイトで新社長の経歴を見てみた

 

JAL/JAS統合後
40代はJAL国内線客室マネジャーを担当

 

彼女が50代になると

JALも破綻から復活

 

国際線CAの管理に従事

国際線客室乗員室長を1年

国際線経験が少ない中で

国際線チーフパーサーたちを管理

大変だったと思う

 

国内線乗務と国際線乗務は

仕事内容も感覚もまったく違う
国際線乗務をしていると
海外の感覚も身についてくる

 

次に国際線客室乗員部長を約3年

さらに安全推進部長、客室本部長と

とんとん拍子で昇格

 

JAL育ちのCAの中にも

優秀な人たちは何人もいた

そのうちの何人かは客室乗員部長もしていた

 

2010年のJAL経営破綻で

それらJAL出身の客室乗員部長たちは

立場上、部下CAを2000名以上リストラせざるを得ず

毎日、部下の肩たたき

 

その結果、自分たちも

会社を去らざるを得なくなってしまった

そんな時代もあった

 

 

筆者自身が現役引退後

CA受験でアドバイスしていた娘たち

そのうちの何人かは将来有望

 

次は

ANAで女性社長誕生

 

JALにもANAにもそういうCAがいる

 

 

T・K ♂

 

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