冬真っ盛り、
毎日晴天で気持ちいい、
でも、とーっても寒いですね❄️
インフルエンザやリンゴ病、
ノロウィルスまで流行っていますが
皆さま、お元気ですか?
こんな寒い冬は
飛行機を飛ばす人たちも
いろいろと忙しくなります
駐機中の飛行機の翼が凍ってしまうと
翌日のフライトに影響が出るのです
だから
ディスパッチャーと言われるスタッフは
毎晩の霜予想をしています
ディスパッチャーは
飛行機の運航関連の仕事を昼夜
シフトで頑張ってくれているのです
飛行高度とか燃料計算とか・・・
色んな業務があるのですが
天候関係も担っています
気象予報士の資格を取る人もいて
だからディスパッチャーは
CAからするとお天気お兄さん
或いはおじさん
という感じでした
そして、翼が凍ると予想されたら
今度は整備士さんたちの出番
駐機中の翼が凍らないように
夜中や早朝に、薬をまいたりします
千歳ステイの豪雪の夜
窓から見る飛行機たちが雪の中、
"翼、寒そうだな…"
と、痛々しく思ったものです
こんな苦労があって
雪の日の翌日も
フライトができるのですが
当日、出発直前には
更に完全に除雪/除氷を行います
"ディアイシング"といい
熱風をとばしたりして頑張ってくれます
全国の多くの整備士たちは
ディアイシングの資格を持っているそうですよ
夜中にやる作業もありますが、
タイミングよく、デパーチャー直前に
完全に取り除かねばならないのが
大変なところ
直前のディアイシングは
機長の判断で
旅客の搭乗中に
約10分で手早く除氷、除雪し
また凍る前に飛び立たねばならないのです
飛行機って
たくさんのスタッフが力を合わせて
やっと飛び立つことができるんですよね✈︎✈︎✈︎
雪の日のフライト
窓から外を覗いてみてください
もしかしたら、整備士たちが
ディアイシングカーでやって来て
翼の除雪をしているかもしれませんよ
1年前のブログ