ニッポンの医療を考える9/医学部卒業→テレビ局に就職問題 続編 | 東京中央美容外科【TCB仙台院】 院長 安本 匠 美容外科の匠

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「医学部を卒業→テレビ局に就職」が物議を醸す
本来、誰がどんな仕事に就こうと、他人がそれに文句を言う権利などないはずだ。しかし就職に際し、非常に珍..........≪続きを読む≫
「医学部を卒業して国家試験に合格したけど、テレビ局に就職しちゃった人がいますよ」ということで物議を醸しているということは、前回の記事の通りです。

個人的な印象ですが、医学部医学科を卒業して、医師免許を持っているけど臨床医にならない・あるいは臨床医を辞めた人というのは、ビッグになる人・あるいはビッグな野望を持っている人が多い気がします。

例えば、基礎研究者は「教科書に載るような業績を残す」、「医学のブレイクスルーとなるような発見をする」などでしょうか。臨床医1人が一生のうちに診療することが出来る患者さんの数には限りがあります。もし、研究者となって偉大な業績を残せば、億単位の患者さんを救うことが出来るのです。

官僚なら医療の政策・行政、WHOや保健所なら保健・衛生などを通して、ある意味、膨大な数の患者さんを救っていると言えます。

それでは、テレビ局の場合どうでしょうか。マスコミの持つ、社会への影響力は絶大です。もし、医学の専門知識を用いて、ニッポンの医療の抱える諸問題に切り込むことが出来れば、賞賛に値すると思います。彼女の志望分野はドラマ作成です。例えば、ある種の嗜好品の規制を訴えるような社会派ドラマを作り、世論を動かすことが出来れば、毎年かかる莫大な医療費の削減とニッポン国民の健康寿命の延長が期待できます。嗜好品によって実際に亡くなる人を何人も見てきた元心臓血管外科医の願いでもあります。嗜好品によって毎年かかる莫大な医療費に比べれば、彼女の医学教育にかかった税金などかわいいものです。



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