「私たちは人数が少ないから一年生でもリーグ戦のスタメン狙えるよ!」
入部する前の先輩のこの言葉を信じ、目を輝かせながら日々練習に励んでいます。
また、入部したての頃にCelesteの新歓pvを見て胸を打たれ、このチームを私が一部に連れて行く!!とも強く思いました。
この2つの想いはどちらも勝ちたいという気持ちが根本にあるものの、それぞれの性質の違いが原因で、自分の目標を見失いそうになる時がありました。
ただ自分がベンチメンバーに、スタメンになりたいから頑張っているのか、このチームを強くしたいから頑張っているのか。自分が勝ちたいからなのか、チームで勝ちたいからなのか。立ち止まって考える時があり… いや、まだ何もできない私に立ち止まってる暇はないので、クロスを持って走りながら悩んでいました。
しかし9/23の横国戦の後、私たちのヘッドコーチがこんなことをおっしゃいました。
「4年生の勝ちたいという気持ちに負けてたらこのチームはいつまでたっても強くなれない。」この言葉を聞いてから悩みながら走ることをやめました。
勝ちたいという想いを強く持ち、そして勝つ為に上手くなろうとがむしゃらに頑張る。そうすれば、自分の為の想いであってもチームの為の想いであっても、どっちであったってCelesteを強くすることに繋がると思えるようになったからです。
私は自分の思ったことや考えたことを人に言うのが苦手です。今の私は、勝ちたいと思っていても人に言えていないというのが短所です。もっと勝ちたいという気持ちを全開にすることが課題ですね…!!
半年しか部活をしていない私は、一部昇格にかける想いを綴るにはラクロッサーとしても人間としてもまだあまりにも浅くて未熟です。
上級生は、これまでの弛みない努力だとか、費やしてきた時間、今まで関わってきた方からの期待だとか、私より長く活動してる分それだけ背負ってるものが種々雑多なのだと思います。私も何年か後にはきっとそうなるのでしょう。
しかし今の私にはわからないです。話を聞いただけでわかった気になれるほどのものだとも思いません。
様々な想いを背負ってリーグに挑む先輩方に対してたった半年の努力しか背負っていない身軽な私。そんな私が勝ちたい勝ちたいって言っていいのかと、そういう印象を受ける方がいても仕方ないと思います。
だけど私は、身軽で何も考えずに無責任に勝ちたいと言えることは一年生の特権であり、一年生に求められていることだと考えることにしました。
背負うものが大きいからこそ言い出しにくい言葉を、その難しさと重みを知っているからこそ口にしにくい言葉を、背中が軽くて無知な私が代弁すること。無責任にでも勝ちたいと言い続けて、4年生の勝ちたい気持ちに追いつくこと、追い越すこと。
技術的にラクロスが上手くなることに加え、これらが22シーズンのリーグ戦における私に求められていることだと自分の中で結論づけました。
次戦は一部入れ替え戦がかかっている学芸戦。一部昇格の目標に直結する大事な大事な試合です。早速ここで無責任に叫びたいと思います。
学芸戦、絶対勝つぞおおおお!!!!!!!!
長い上に拙い文章でしたが…ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。当日も応援のほどよろしくお願いします!!!
1年 シア