ああ最終戦 2023 | YELL Onlineβ

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テスト版です

第7週は立教、東大が昨日(日曜)に、明治、法政が今日(月曜)に最終戦を迎えました。

試合後、全大学、いつもの挨拶に加えて、応援席の前まで行って礼。法政だけは応援席の前に留まって、明治の応援席のほうに向いて明治の校歌三番を聴いていました。明治は挨拶後、普通に用具を片付けて帰って行きましたが。


そう言えば去年も、法政は試合後、応援席の前で選手達が校歌を聴いていました。去年は最終カードが法東戦で法政が勝ったので先に歌ったわけですが。つられて(?)、東大も選手達が「ただひとつ」を整列して聴いていましたっけ。
おそらく今年は「ちゃんと整列して校歌を聴こう(歌おう?)ぜ」と決めていたのでしょう。
この試合も勝っていたら、法政の校歌が終われば戻って用具整理に入ったかもしれませんが、明治が終わらないと法政の校歌が始まらないので、明治側に向いて校歌三番を聞く、という珍しい光景が見られることとなりました。

 



明治の校歌が終わると法政の応援席に向き直し、法政の校歌を聴きます。
用具整理をしていた控え部員や監督・助監督・部長もみんな応援席のほうを見てちゃんと校歌を聴いていたのはとても良かったです。



そして明治は、最終戦後のセレモニーが行われ、応援席で応援団による学生歌や明大節などが演奏されました。

以前は球場から早く出るようにとせかされていたものでしたが、1試合だけということもあり、スタンドでのセレモニーが可能となったようです。
ネット裏、内野ゾーンは清掃するので、応援席ゾーンで見るよう指示されました。おかげで応援席でセレモニーを味わうことが出来ました!
(写真は撮れませんが)

本当は、野球部も来るはずだったけれど、インタビューと重なってしまい来られなかった、とのことでした。じゃあ負けたほうが良かったの?
校歌を歌っている時、上田主将、蒔田投手、田中監督が外野出口に向かって歩いて行きました。

セレモニーが終わって外に出ると、両校のバスがまだいて、両校選手が入り乱れ、ファンや親族、友達らと交流していました。サインをもらったり写真を撮ったり、コロナ禍では出来なかったことが出来るようになって本当に良かった!

明治のバスが帰った後、法政は久しぶりに神宮送別をやるということで、選手たちが球場の反対方向に歩いて行きました。

そしてクラブハウス近くで送別会が行われました。

法政の送別会というと以前は4年生一人一人をマネージャーが紹介するなどして、とにかく長かったのですが、今回の送別会は主将、団長の挨拶、花束贈呈等でコンパクトに行われ、そして今泉主将がリーダーに肩車され、野球部員、応援団員で球場一周ラン。戻って最後に校歌を歌って終りました。
(その後『元祖球場一周』の明治の応援団が通って行きました)
以前は全下級生が参加して花道を作るなどしていましたが、今年の会はバスに乗るベンチ入りの下級生だけが見守っていたので、混み合わずに済んだし。
とても良かったです。

昨日はやはり球場外で、第2試合中に東大がお別れ会を行ったそうです。東大だけは、コロナの直前までずっと行っていましたしね。


前からちょくちょく書いていますが、昭和の時代は第7週の最終戦後、スタンドでお別れ会を行っていました。最終戦が第1試合の時は第2試合中に球場外で。

私が、スタンドのお別れ会を見たのは、実は昭和62年秋の1回だけで、そしてそれが最後の第7週の最終戦後のスタンドでのお別れ会にもなりました(昭和63年からは第2試合、あるいは1試合でも、スタンドで出来なくなった)。

その、1回だけの記憶ですが、一塁側で法政が行っている間、三塁側では明治が行っており、特に「都に匂う花の雲」が聞こえてきたことをよく覚えています。明治らしい曲だなあとその時から思っていました。
思えばその時、NHK高校野球の解説でもお馴染み坂口裕之さん(主将)や、先日Abemaで解説を務めた関口勝己さんや、阪神スカウト(そして大賀くんパパの)平塚克洋さんらがいたはずなんですよね。

とにかく、今年明治がスタンドでセレモニーが出来たのだから、そのうち「それが当たり前」になって、以前のようにスタンドでのお別れ会が出来るようになればいいなあと思います。


さて、しつこいですが人気投票、〆切を1日遅らせたので、明日(10/24)中でかまいません。
よろしくお願いいたします!