フレッシュトーナメント | YELL Onlineβ

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テスト版です

春はフレッシュリーグとして開催されていましたが、今年は春も「フレッシュトーナメント」として4日間の開催でした。
以前の新人戦は、1試合で終わるチームと2あるいは3試合出来るチームがあり、不公平感もありましたが、

フレッシュトーナメントとなってからは全チーム3試合ずつ行うことが出来るようになりました。
ただ今回は4日目もプロ併用日ということでか、緊急事態宣言中ということでか、5~6位決定戦は無しでしたが、それでも最低2試合は全チーム出来たことになります。


そして今季の規定。

ブロック戦で勝率が並んだ場合今年は、リーグ戦ではなく、前のシーズンのフレッシュトーナメントの上位校が、上位となるということでした。

前にも書きましたが、それではどうしても序盤で展開が見えてしまいます。
例えばBブロック。前回ブロック1位の慶応が1勝、3位の東大が1敗した時点で、3日目の東-慶戦の結果前に、慶應が決勝進出、東大は4日目ナシは決まっていました。
得失点差とか、塁打数とか、その大会の成績で決めてくれたほうが優勝争いという意味では面白いのですが。


今回、初日は所用&休養のため休みましたが、2日目から4日目まで観戦しました。

以前も書きましたが、「この名前、前にもこの大学にいたな」的既視感が……。
もちろんこれだけ見ていたら同じ名前の選手は何人もいるわけですが、同じ大学で、と感じるケースが多いです。
慶應の栗林とか、明治の水谷とか。岡田は明治の投手で複数いたなあ。山内もいたし。
法政では内海とか、キャッチャー久保田もいたなあ。伊藤にいたっては欠かしたことがないんじゃないか。


そして東大の松岡。松岡捕手は今もリーグ戦で大活躍していますが、松岡“投手”は、平成以降3人目。松岡由投手は慶應戦で好投しましたので、リーグ戦でも活躍を期待しています!

 

さて、この大会話題をさらったのは、慶應の清原正吾選手。
騒がれ過ぎという印象で気の毒でもありますが、スター性と素質は間違いなくあるでしょうから、頑張って欲しいですね。

 

優勝したのは法政でした。なんと5年ぶり。

フレッシュトーナメントはもちろん、新人戦決勝でサヨナラコールドというのは、ひょっとしたら史上初かも?
そもそもそういう規則が、過去にあったかどうかもわかりませんので。

法政は3試合で5ホームラン。その中でも2本打ったのが、サヨナラホームランを放った浦選手。
浦選手の名前は和博。
親御さんが、清原お父さんの名前からとって、つけられたのでは? と想像してしまいますよね。もちろん真相はわかりませんが。
ですが、清原和博氏の前で浦和博選手が打ったというのは、何か因縁を感じました。

新人戦(フレッシュトーナメント)の名物と言えば、内野スタンドに上級生を中心にした部員たちが座る姿ですが、法政だけ見られませんでした。
大学の方針か部の方針なのでしょう。

法政だけは無観客開け以降、つまり緊急事態宣言中は、リーグ戦もスタンドに控え部員があまり来ていませんでしたし(一応県をまたぐから?)。

明治などはいつもようにしっかり来て、スタンドで応援の拍手を送っており、これでなくちゃ、と思っていました。
だから法政のスタンドが寂しく思えたのですが。

でも、ひょっとしたら先輩方もいないから、プレッシャーもなく、伸び伸びプレーしていたのかも、とも思いました。
法政の打者、スイングも思い切りが良かったし、生き生きしているように見えました。
果たしてこの勢いを、リーグ戦でも持続して発揮できるかどうか、ですね。

 

(余談ながら前回優勝の時の新人戦主将も今回の“主将”も横浜高校出身でした)