神宮大会応援編 2019 | YELL Onlineβ

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テスト版です

全国大会は、普段見られない大学の応援を見るのが楽しみです。

 

広島経済大は、学ランのリーダー(役?)が一人で、曲名や歌詞が書かれたボードを台上で出しながら、控え部員をまさしく「リード」。テクを見せるのがリーダーではない、リードするのがリーダーですから。曲も含め好感持てました。

 

金沢学院大は、いわゆる部員による応援でしたが(ブラバンは結構な人数いた)、曲がありきたりのものばかりではなかったので良かったです。

慶應と日曜に対戦した東海大札幌キャンパスは東海大の応援団が応援していました。つまりTOKAIボーイズのいない応援団だけによる応援で、ある意味レアでした。

 

その東海大。金、土は観に行っていないので、応援団が出ていたか確認はしていませんが、札幌も含め、金土日月火と5日連続出場だったわけで、応援団は大変だったと思います。
春からお馴染みの女性団長さん、台に立つ時はキリッとしていましたが、台から降り、お客さんをリードする時は笑顔で大きな声を出して、別人のようにかわいかったです。準決勝で敗れた時は涙を見せていましたが、試合後、野球部のTOKAIボーイズと記念写真を撮っていたのはいい光景でした。お疲れ様でした。

中央大は、私は観られなかったのですが、女性団長がなかなか立派だったと聞いています。

そして関西大。
金沢学院大戦の試合前、エール交換が始まるのかと思いきや、今年出来たばかりのジン トシオさん作の「カイザー」から始まるチャンスパターンメドレーが演奏されたのでびっくり。
関大はリーダーもチアリーダーも吹奏楽も控え部員も大勢来ており、気合いを感じました(控え部員さえいなかったこともある同じリーグの某大学とは大違い)。
曲はお馴染みの関大マグマを始め、ワーグナーから昭和~平成のヒット曲、アニメ、CM使用曲やコール、プロ選手のヒッティングマーチなど、バラエティーでは日本一? そのほとんどの曲にリーダーのテク有り。


チャンス時には「カイザー」からリパブリック讃歌を元にしたおなじみのチャンパが流れ続け、ヒッティングマーチとチャンパを分けているのも良いです。

決勝戦の試合前後は、関大の学歌の際、選手が応援席の前で一緒に歌っていました。いい光景でした。

 

太鼓の使い方やエール前後のチャンパ演奏に違和を感じる人もいるでしょうが、六大学野球ではないのだから、大会規定や神宮の規定に違反していないなら構わないでしょう。
個人的には、曲がてんこ盛り過ぎて、逆にごちゃごちゃしちゃっている印象もあるので、多少減らしてもいいのでは、とも思いましたが。


試合前からリーダーが、声を出すところ、静かにするところもしっかり指示。普段からしっかりやっているのだろうと「思います。

 

決勝戦後は「閉会式後に逍遥歌を歌います。お待ち下さい」と指示がありました。

閉会式が終わると、「先に慶應のセレモニーがありますのでお待ち下さい」と指示。

 

異例だと思いますが、慶應の応援席前に選手が並んで、「若き血」を歌うセレモニーが行われました。
(決勝で勝っても負けてもセレモニーをすることになっていたようです)

その後、関大側では、逍遥歌が歌われました。
事前に打ち合わせをしていた証拠ですね。
伝統校同士ならでは、のいい決勝戦でした。

 

慶應は安心、信頼の応援を展開。特に初戦の、ナイターで太鼓のない7回の「若き血」斉唱は、なかなか素敵でした。

大学によっては、自分たちのスタイルを押し通すところもありますが、慶應は柔軟性を見せ、全国大会仕様で応援。貫録を見せてくれました。


3日連続で聞いたので、「カイザー」がいまだに頭の中を流れています(^_^;)