YELLのしまいかた 2018年・夏 | YELL Onlineβ

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テスト版です

春、配布中に「やめちゃうのかと心配した」と声を掛けて下さった方もいました。お世辞だとしても嬉しかったです。
このままでは「やめるやめる詐欺」のようになってしまいますが、去就について、春、考えついたことがあるので、書かせていただきます。

 

春のシーズン中、とある野球ライターの方のトークショーに参加する機会をいただき、行って来ました。
野球ファンなら知らない人はいないだろうという有名な方で、ライターになるまでのいきさつなどを興味深く拝聴しました。
そして、「選手をこういうふうに深く色んな角度から観てるんだ」と、プロのライターの方の「見方」に感心しました。

そして「私は、個(選手)をそこまで深く観てないなあ」と考え、「じゃあ私は野球の何を観てるんだろう」と考えました。

 

そして気づきました。

私は六大学野球を、「流れ」で観ている、ということに。

つまり、点ではなく、線で、ということです。
そのライターの方は、選手だけを点で観ているわけでなく、試合も線として観ておられますが、「個」を深く、徹底して深く見ておられる。

 

私はというと、選手の「個」の能力よりも、東京六大学野球リーグ戦を、試合やシーズン越しの「流れ」で見てきた。
数シーズン通じてどこが強い、とか、どこがどこに相性がいい、ということも一つの「流れ」です。

前シーズンで悔しい思いをしたチームが、悔しい思いをさせられたチームにリベンジする、ということにも「流れ」を感じます。
もちろんその時のシーズンの流れ(バイオリズム的なもの)、試合の中での流れ、もあります。

 

流れ、つまり線で見ているから、なかなかやめられないんだという結論に達しました。

もし、選手個人にだけ注目していたら、その選手を追って、プロ、または社会人に移って行ったでしょう。
そうじゃないから続いてしまった、簡単にやめられなくなってしまった、と言えます。

今後も、スパッと流れを切ることは簡単に出来そうもない、ということに改めて気づきました。

 

ですので、経済状態や体力、その他諸々鑑み、徐々に縮小していって、「あれ、そう言えば見なくなったな」と思われるようにフェードアウトしていけたら、と思っています。