円安で輸出産業は潤うが、円安で国民は資産を失う... | 中国で単身生活を楽しむ企画貿易会社 社長の独り言

中国で単身生活を楽しむ企画貿易会社 社長の独り言

2000年に起業、気付いたら創業24年!東京と中国に会社を構えている貿易商社を経営しています。今の目標は「30期年商30億円」有言達成をモットーに我要加油。

止まらない円安



いつもブログを読んで頂きありがとうございます。創業24年、東京と中国に会社を構える貿易商社を経営、毎月日本と中国を行ったり来たり、お客様の笑顔の創造をモットーに「30期年商30億円への飛躍」を目指しているおっさんのブログです。今日は月末、月末と言えば多くの資金が必要になる日です。資金と言えば日銀が26日の金融政策決定会合で利上げ見送りで政策金利の維持を決めた途端に一気に円安が進み1ドル158.296円の超円安となった(汗)。日銀が利上げをしない理由は二つ!国債の暴落阻止と輸出企業保護だと思われる...



4月29日の円ドル為替


2022年3月を機に円安ドル高となる...




何故円安はNGなのか?



円安による最大のデメリットは国力が低下し国民の生活レベルが落ちるから!日銀は輸出企業を守る為の円安誘導を行うことで輸出企業は高利益を出しているが国民は円安による物価上昇で生活苦に陥っている。日銀は国民の犠牲の上で輸出企業(経団連)を守っていると言っても過言ではない。そもそも日本は輸出大国のイメージが強いが過去のこと、今はGDPに締める個人消費の割合は55%、輸出割合は12%で日本は内需型経済になっている。輸出額と輸入額は輸入額が上回っており日本経済にとって円安はプラスかマイナスか?考えると、、



円安で輸出産業は潤うが
円安で国民は資産を失う...




日本の貿易推移
日本は輸出と輸入はほぼ同額!円安だと輸出企業である多くの大企業は為替益が発生するが、輸入企業は急激な円安(対ドル1.4倍)に価格転換が対応出来ず利益が減っている...

国債の保有内訳

日本の国債発行残高は時価ベースで1,080兆円!日銀が586兆円(53.3%)保有している。親会社(政府)の借金を子会社(日銀)が肩代わりする異常な状態となっている。国債の暴落は日銀の債務超過に繋がるので政策金利を上げられない...




結果が全ての経営道、今の結果は過去の努力の賜物、今の努力は未来の結果に繋がる!努力に勝る成功への道は無い、変化と進化を繰り返しながら会社経営を楽しみます。



会社設立24年の軌跡動画

Creative Trading Companyの新たな挑戦



23年間の売上推移

2009年世界金融危機と、2020年コロナショックで売上が大幅にダウンして経営危機に陥る。共に経営改革を断行しV字回復!今は30期(2030年)年商30億円に挑戦中



◼️Tokyo Office
’00年広告代理店起業→ ‘10年貿易業転身
営業・企画・デザイン・販売の拠点
資本金5,500万円

◼️China Office
’11年進出 → ‘13年設立→ ’17年法人化
工場探し・品質管理の拠点
資本金100万元(約1,650万円※当時レート)

◼️茨城ロジスティックス
自社商品の保管及び全国出荷の拠点