何故日本は貧困国に陥ったのか
その一【貧弱な円】
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。創業24年、東京と中国に会社を構える貿易商社を経営、日本と中国を行ったり来たり、お客様の笑顔の創造をモットーに「30期年商30億円への飛躍」を目指しているおっさんのブログです。中国滞在3日目、広東省東莞は連日雨、雨でも走って鍛える中国滞在！中国滞在中はランニング中に日本の経済を客観視し日本の何が悪いのか考えることが多い。気付けば中国生活も13年、飛躍的な経済成長を成し遂げた中国と30年間衰退している日本、中国は物価の安い国から高い国になってしまった...
世界No.1債権国日本が貧乏国
世界No.1債務国米国が富の国
2022年3月から始まった円安の影響で先進国の中でぶっちぎりの貧乏国に陥っている日本ですが、対外総資産額は418兆円で世界No.1の債権国家なんですよね。他方で米国は対外債務2,138兆円の先進国でぶっちぎりの債務国家なのに、何故か日本は貧困国で米国は富の国になっている。日本人がせっせと稼いだお金は米国債に化け、米国人は世界から集まる豊富な資金を使い放題！因みに日本が保有している米国債は2022年時点で9,961億ドル(155兆円超)、米ドルは基軸通貨故に財政赤字でも破綻しない？
円ドル為替の推移
2020年3月2日の円ドル為替は1ドル107.4円、世界各国の利上げの影響を受け2022年3月から一気に円安ドル高が進む。2024年6月6日は1ドル156円で円の価値は2020年比で28％減...ドルは対円で1.5倍となる
主要国の対外純資産
日本国の対外純資産額は418兆円、他方で米国は2,138兆円の債務国家なのに富野国の摩訶不思議
米国債の保有高順位
日本は世界No.1の米国債保有国ですが、米国の金利上昇で米国債権は下落し大損...
金持ちは株高でより金持ちに
庶民は円安でより貧乏に
今の日本は歪な状態に落ちいている。例えば株価は上昇するが円は売られる摩訶不思議！金持ちは株で儲けより金持ちに、庶民は円安による物価上昇でより貧乏になっている。世界が経済成長する中、日本は1995年をピークに成長が止まりGDP世界No.2から中国にもドイツにも抜かれ4位に後退！追い討ちを掛けるように日銀による異常なゼロ金利政策で超円安となり日本の国力は大きく後退してしまった。日本の復帰を祈るばかりです。
日経平均の推移
2020年日経平均は24,000円、円安ドル高が始まると同時に日経平均は上昇し始めて、2024年6月5日現在38,490円と1.6倍となる
日本の経常黒字推移
円安で輸出企業は記録的な利益を出し追い風となっているが、国内物価は高騰し消費者は疲弊している。適切な為替でのインフレは有りですが超円安での物価上昇は国力は低下し消費低迷になる...
日本の貿易収支推移
円安で大企業(輸出企業)は過去最大の利益を出しているが反面貿易収支は赤字、国民の犠牲の上で大企業は利益を支えいる
結果が全ての経営道、今の結果は過去の努力の賜物、今の努力は未来の結果に繋がる！努力に勝る成功への道は無い、変化と進化を繰り返しながら会社経営を楽しみます。
会社設立24年の軌跡動画
Creative Trading Companyの新たな挑戦
23年間の売上推移
2009年世界金融危機と、2020年コロナショックで売上が大幅にダウンして経営危機に陥る。共に経営改革を断行しV字回復！今は30期(2030年)年商30億円に挑戦中
◼️Tokyo Office
’00年広告代理店起業→ ‘10年貿易業転身
営業・企画・デザイン・販売の拠点
資本金5,500万円
◼️China Office
’11年進出 → ‘13年設立→ ’17年法人化
工場探し・品質管理の拠点
資本金100万元(約1,650万円※当時レート)
◼️茨城ロジスティックス
自社商品の保管及び全国出荷の拠点
