品定め37 タイプ3ノッチバック! | 空冷ワーゲン タイプワンBlog

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管理者 K

タイプワンblog「品定めシリーズ」37台目です🙌
今回は偶然にも前回と同じタイプ3!
特に狙ったつもりは無く…たまたま😅
車は1963年式のノッチバック😁
タイプワンに来られるお客様の中には、空冷ワーゲン初心者の方も多くいらっしゃるため、置いてあるタイプ3見て「コレもワーゲンですか?」と聞かれることも😅
タイプ3カルマンよりは遥かにメジャーだとは思うのですが…世間での地名度なんてそんなもの?笑

少し説明しますと、
タイプ3もれっきとした「空冷ワーゲン」。
ビートルと同一構造ですが、完全に同じなのは、ホイールベース・エンジン(ブロック)・ミッション程度で他はすべてタイプ3専用品。
ビートルを「普通ぽいセダン」の形にしただけと思われがちですが、まったく別物です!
ビートルが大衆車ならタイプ3は高級車✨
構造面からビートルよりワンランク上を狙っているのが良く分かるモデルです🙆


世間一般でのタイプ3の評価は「4ドアで無かったことが汚点」とされてますが、今となっては4ドアじゃなくて良かったかと笑
一般的な「4ドアがカッコいい」は、スタイリッシュな2ドアあっての対比で、4ドアの野暮ったさを「カッコいい」と表現しているに過ぎません😅(とか言って最近Brazil4ドアが気になってます笑)

本題の車ですが
程度はそれなり?😅
ビートルとは違い絶対数が少ないこともありますが、素の状態で程度のいい物は少なく、
「錆びやダメージが酷い、乱雑に扱われてボロボロ、エンジンが直す価値の無いボロ」
…な、イメージなのがタイプ3笑
あまり買いたくない理由の1つです😅
直せばいいだけなのですが、部品の調達が容易なビートルとは多少勝手が違う為、気軽に直せる車でないことも事実。

今回のタイプ3はそこまででは無いので一安心🙆
多少錆びはありますが、直すことを躊躇するほどでもなく、直せばいい車になります😁

タイプ3では「低年式・高年式」の分類がやや曖昧で、一般的な67年境ではなく、もう少し後の69年。
ホイールボルト数の変更年式もビートルとは違い、66年から4穴。
このタイプ3は63年式なので205の5穴。


インテリアは比較的綺麗
ボディーも多少ダメージはありますが艶はあって綺麗なので、インテリアの綺麗さと言い、近年仕上げられた車両のようです🙆



前所有者様からの、車両運搬業者への注意事項メッセージが大量に貼ってあります笑
海外からの車には綺麗な車両でも「ブレーキ踏むな!」と書いてあることがありますが、さすがにそこまでではない内容😅

全体的にはそんなに極悪な状態でも無さそうなので、順番が来たら直します🙌