今回は、過去に訪れた、マンホールカード取得にまつわる話を残したいと思います。(ここ以外にも多々あるのですが、諸事情ありブログ化できず、また、気が向いたらということで。)
以下は、今から4ヶ月半前の、7月1日(水曜日)午後、梅雨時のどんよりした、三重県伊勢市、二見浦(ふたみがうら)周辺の様子です。
感染症の影響による、緊急事態宣言が解除され、6月中~下旬ごろから、少しずつ県跨ぎの外出を再開しかけていた頃です。この日(7/1)は、(詳細の記載は控えますが、)午後の半日のみ、仕事は有給特別休暇とできた日で、そちらを活用。
名古屋市内の職場を昼いちにでて、おにぎりを買いつつ、名古屋駅へGO!そして、JR東海の快速みえ(鳥羽行き)に乗り、三重県の伊勢方面へ。(外出への制約が続き、とにかく飢えていた時期です)
目的地である、二見浦(ふたみのうら)駅まで切符を買い、
名古屋駅からだと、約1時間40分、伊勢神宮のある伊勢市駅からですと、さらに約10分ほどで、参宮線の二見浦駅にたどり着きました。
れっきとした、観光ニーズの駅ですが、自分以外に降りたお客さん数人は、地元の方の様子。広いプラットホームはがら~んとしていました。
無人駅、ICカード非対応。このエリアだけでなく、快速みえは、JR以外の路線(伊勢鉄道)を直通していることもあり、どうしてもきっぷ購入が必要、このあたりがちょっとばかり不便です。
かつ、この伊勢志摩沿線には、観光特急が相当本数でている近鉄線が並走しているも、二見エリアはそこからも外れており、ある程度の計画を立てないと、鉄道アクセスは若干きつい・・・
二見浦駅から徒歩。すぐ近くの伊勢神宮は、いつでも人で賑わっていますが、この界隈は観光向け街道とはいえ、極めて閑散としています。
この日の最大の目的は、三重県伊勢市では2枚目にデザイン化された、マンホールカードの取得です。感染症影響で、もっと早期に配布開始が予定されていたのが、7/1まで延期、たまたまネットを見ていたら、それが分かった上で、かつ、ちょうど配布初日というタイミングにも恵まれ、「じゃあ、行ってみよう」となりました。そんなわけで、まずは、カード配布箇所の「二見浦観光案内所」を訪れています。
この日は、仕事が終わってからの遠い立寄り。服装は、クールビズとはいえ、ビジネス仕様。「仕事が終えて名古屋から来ました」とお話したら、ビックリされてしまいましたが、「よく来ていただいた感」満載の、先方からの「歓迎レスポンス」に、どことなく気持ちの良い思い出があります。「是非カラーマンホールも見つけていってください」と案内地図を頂いたため、短時間の観光を含め、先に向かいます。
に、しても歩いている人をほとんど見かけない、ビジネスシューズの影響で、足が重く痛くなる、梅雨時の苦しいマスク着用、そして、カラーマンホールが思い通りに見つからない、と色々苦労はありましたが、確かに、地図の中にあった狭い路地に、それを見つけることができました。
伊勢神宮で知られる「伊勢市」と言っても、訪れた地域、平成の大合併前においては、二見町と言われたエリア。よって、当時の二見町の花(ひまわり)と、有名な「夫婦岩」が描かれています。このデザインのものは、周辺の街路にも多々普通に敷設されていましたので、以下もあわせて。
JRの二見浦駅から、徒歩30分弱、その夫婦岩のある「二見興玉神社」へ。
神社参拝をしてきました。この界隈、車では何度か訪れたことがありますが、考えてみれば、鉄道利用での訪問は今回が初めてだったかも。
御朱印もあわせて頂きました。
そして、有名な、二見浦の夫婦岩を拝んできました。梅雨時で、雨は降らずも曇天だったのが残念でしたが、今振り返れば、4ヶ月半前、何をしていたか、そして、何を考えて過ごしていたか、ブログ化してみると、ちょっとした当時の思い出がよみがえります。
ここからもう少し歩くと、なかなか「味」のある水族館があり、見たら相応楽しいところもありますが、帰りのJRの本数が少ない(実質1時間に1本)、そもそも、仕事帰りで、次の日も普通の平日だったことから、早々撤収の上、もとの二見浦駅まで徒歩で戻ります。
重いビジネスシューズで頑張って歩いた甲斐あり、少し列車待ちの時間が確保できたため、駅にほど近い、以下のお茶屋さん(御福餅(おふくもち)本店)で休憩。
「御福餅」については、ほんの一部ですが、高速道路のサービスエリアのお土産屋で取り扱っていたり、近隣のショッピングセンターで不定期販売されていたりを見たことはあり、若干は知っていましたが、この地域には、超有名な伊勢のお餅(=赤福餅)がありますし、見た目もそちらとそっくり。
それでも、帰宅後ネットで見た限りでは、赤福餅さんとは、微妙にその製法や、食感等異なるとのこと。古風かつ上品な店内にて、しばし、御福餅並びにお茶を美味しく頂きました。それと、御福餅の本拠(本店)がまさに、この二見の地であることを今回初めて知ることができました。
(なお、赤福さんも、この二見の通りにも支店を出しているようでしたが、たまたま定休日でした)
三重県伊勢市二見エリアの滞在、約2時間半くらいでしたが、当時外出に飢えていた自分にとっては、一定の満足を得たプチ旅でした。
実は、帰りの快速みえ(名古屋行き)のコチラの車両、途上で車両故障を起こしてしまい、さらに、並走する近鉄さんにも助けてもらえない、寂しい無人駅で、運転打ち切りの憂き目に。後続の列車までの1時間ほど、ぽつ~んと待ちぼうけを食らい、帰宅もかなり遅くなってしまったのも、今となれば、それも思い出です。