3/10 今日からワイドFMを始める、地元のラジオ局を聞いて。 | スカイツリーの日記

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そこそこ普通のサラリーマンの日々を綴ったブログです。
名前は未来をこめ「スカイツリー」にしました。

おはようございます。

 

週末を迎え安堵のお休み2日間です。今回の記事ですが、昨晩に仕込んでいるため、アップされている早朝は、おそらくまだ布団の中です・・・

 

今週1週間は仕事がきつく、ブログ更新をしている時間・余裕がなかったためちょっと間隔をおいての更新ですが、あまりにもマニアものの記事投稿ですので、おそらく多くの方がとっつきにくい内容でしょう・・・そんなわけで、興味がもしありましたら、以降も見ていただけたら幸いです。それと長くなりますので、ご容赦のほどを。

 

以下、本題です。

 

自分がこれまでに残してきた、マニア系の記事の中でも、ロングセラーのごとく、細々とアクセスを頂いているものがあるのですが、その一つに、「ワイドFM」なるものに関わる記事があります。(当時残した記事のリンクを以下に貼っておきます)

 

9/26 名古屋地区でもFM補完放送(ワイドFM)スタート!早速聴いてみました。

 

当時の自分のアップ記事は、今から2年半前「2015年9月下旬」に残しているもので、ホームエリア近隣で聴ける、名古屋の民放AMラジオ局(具体的には、CBCラジオと、東海ラジオ放送)が、「ワイドFM(=FM補完放送)」というものを始めたということで、新しもの好きの自分が、携帯ラジオを用意して、早速住まいで聴いてみたというレポでありました。

 

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ノイズが多く、音質がパッとしないだけでなく、地形によってはろくに受信ができない、地域のAM民放ラジオ局の受信を改善すべく、同じ内容の放送を「FM」の電波を使って流しているというのが、「FM補完放送(ワイドFM)」というもので、自分がアップした当時は、それをやっているラジオ局が全国では少なかったこともあって、記事にもレア性があったのかな、と思います。

 

しかし、その後、各地の民放ラジオ局でも行われるところも増え、それに伴い、「ワイドFM」という言葉もいくらか浸透していると思われますので、今やご存知の方も多々いらっしゃるかと。

 

そんな「ワイドFM」が新たに、まさに今日(3/10)「正式開局」する地方のローカル民放ラジオ局が1局あり、しかも、ウチの地元ホームエリアにも比較的近いということで、事前に注目してみました。

 

その放送局は、岐阜県にある唯一の民放AMラジオ局「岐阜放送(通称:ぎふチャンラジオ)」。

 

以下、JR岐阜駅前にある、周辺ではよく目立つ43階建ての(左側の)高層タワービルの一角に、こちらの放送局があり、

 

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自由開放された、最上階の展望フロアから岐阜の市街地を見物したついでに、4階にある、こちらの放送局のエントランス及び、生放送中のオープンスタジオの様子を、たまたま撮影していたものが以下となります。(2014年12月)

 

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自分はもともと岐阜県で育ってきたこともあり、「岐阜放送」がどんなラジオ局かは、大体知ってはいるのですが、「その放送内容どうこう」以前の問題で、このAMラジオ局は、隣の大都市・名古屋の著名ラジオ局に比べると、送信出力が著しく低く、きれいには聴こえない、それに加え、夜間は、(ラジオマニアさんにはとても有名な話ですが)、比較的近隣の関西地方の某県のラジオ局の放送と、見事なまでに「混信」し、それはもう聞けたものではなく、とても、身近に親しめる局では全くありませんでした。

 

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が、とある平日(2月の下旬の平日、諸事情あって仕事は休暇を取っていた日があり)、既に本放送と同じ内容で、「試験放送」を始めていた、こちらの岐阜放送のワイドFMの試聴が、自宅で時間をとってできるチャンスがあり、まず携帯ラジオで試してみると、意外によく入っている、ということが分かりました。

 

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そんなわけで、もっとよく聞ける方法をひねり出し、まだ住まいの集合住宅に残されている、「アナログテレビ用VHFアンテナ」から、いい電波が拾えないかということで、テレビと同様、ラジオチューナー付きミニコンポにも、TV用のアンテナ線を同様に繋いでみました。

 

(ちょうど、かつてのアナログTVの、VHF1~3チャンネルあたりで使われていた周波数のところに、ワイドFM用のものが、割り当てられているということで、この古いVHFアンテナにメリットがあったりするわけで・・・・)

 

 

ただし、この住まいのVHF・アナログテレビ用アンテナは、岐阜放送の送信タワーがある、岐阜市方面ではなく、全く方向の異なる、名古屋市方面に向いていることもあり、そういった面での不利はありましたが、それでも、十分きれいに入っているだけでなく、FMラジオならではの高音質!これにはかなり感動したのでありました。

 

自分が、無線愛好家やラジオマニアではないため、詳しくはありませんが、ラジオ局に向けて、聞いた時間や場所、その放送内容・どのレベルできれいに受信できているかなどを記して(=ちなみに、BCLという趣味行為です)、「受信報告書」を作って郵送すると、何らかのレスポンスがもらえることがあるのを、昔から薄々知ってはいたので、折角なので、そういったことにも、今回トライしてみることにしました。

 

そうしますと、数日後、岐阜放送さんから、ご丁寧な返事が封書で住まいに届きました!

 

 

封筒の中には、岐阜放送のテレビ・ラジオの番組表(パンフレット)に加え、はがき大の大きさの「ベリカード(受信確認証)」と言われるものが同封されていました。

 

ベリカードは、「ウチの放送をいつ、どこで、どんな受信状態で、間違いなく聞けているよ!」といった受信証明みたいなものです。直接こういったものを頂いたことは生涯初めてですが、放送局によってデザイン・写真などがまちまちで、オリジナリティがあるとされ、この岐阜放送のベリカードについても、見ていて面白い感じのデザインだったのと、その「ワイドFM 2018年3月開局」ということが、大変誇らしく記載され、その送信タワーまでが描かれています。

 

(今は、ネットの普及もあり、「はやらない」趣味行為でしょうが)、これらをコレクションしている世間の方も、いらっしゃるようです。

 

 

そして、裏面には、受信証明の詳細データが記載されており、岐阜放送のワイドFMの周波数、「FM90.4メガヘルツ」が聞けていたよ! という証拠となっています。

 

ポイントは、2月27日に、(つまり正式に開局する、3月10日よりも以前だったことから)、「試験放送」を聞いたよ!と書かれていたことと、さらに、「登録番号」と思しき「00015」という数字が刻印されていたのですが、こちらのワイドFMの、「15番目」の受信報告者がワタシだったのかも(?)ということで、「一応レアもの」だったのかも?ということで、そういった観点でも、自己満足しているのであります。

 

 

なお、岐阜放送のワイドFMの放送タワーは、岐阜城のある金華山の、すぐそばにあります。

 

 

山のふもとは、岐阜・梅林公園というところで、おそらく、ちょうどこの週末休みには、「ぎふ梅まつり」が開催され、こんなきれいな梅の風景が拝めることだろうと。(昨年3月の今頃現地で撮影。この梅まつり見物が目的だったのですが、上記放送タワーもたまたま写していました)

 

 

自分の、ワイドFM・マニア(!)レポートは以上なのですが、最後に、「こういうタイミングでもあり」、もう少しだけ残しておこうと思います。

 

正直なところ、今やラジオは、近隣地域の放送のものならば、ネットラジオ「radiko」にて、身近で音質の良いものを聴くこともできますし、有料契約をすれば、全国のラジオ局だって、そのネットを通して聴取は可能・・・それは重々分かっています。

 

しかし、気象災害をはじめとした天災や、トラブルなどの際、インターネットがそのまま使えるという保証はないかと考えられます。また、非常時に、地域から発信される、ローカルラジオの情報は内容的にも必ずや役に立つでしょうし、送信所の場所が異なる、AMとFMのラジオ、もしかして、どちらかがトラブルで放送できなくなった時には、「2波」あることに意義が見いだせると思います。

 

このワイドFMの施策、(3・11の話にも繋がってきますが)、必ずや何かの有事の折に、役に立つのでは・・・と信じてやみません。