今回も、「つまらない」内容かと思います。長文で読みづらいかも知れませんが、よろしければお相手下さい。
以下、本題。
先日のシルバーウィークの最終日(9/23)家電量販店に行き、以下の名刺サイズ大のラジオチューナーを購入しました。
AMとFM(ステレオ)が受信できる、普通よりはちょっといい目のラジオではありますが、特段すごいラジオを選んだわけではなく・・・・
以下は、学生の頃くらいまでは、自分にとっても相応需要があった、「AMラジオ」の放送局の周波数をあわせた様子です。
自身の居住地エリアである、名古屋発の民放ラジオ局(AM)は、
CBCラジオ・・・1053キロヘルツ
東海ラジオ・・・1332キロヘルツ
以上の2局があります。
自身の居住地が、送信所から遠い、あるいは、やや山間な地形が災いしているところもあるのですが、この名古屋発ラジオ2局は、この周波数にあわせ、窓際にラジオをおいても、ノイズがでたり、途中で聞き取りにくくなるなど、美しい音で聞けるというところからはほぼ遠い状態です。
そこに、追い打ちをかけるように、「CBCラジオ」の側は、夜になると近隣の某国の外国語放送と混信してしまい、この局で放送されている、地元中日ドラゴンズをはじめとした、プロ野球「ナイター中継」、あるいは、さらに夜更けに、東京ネットで深夜放送されている、「オールナイトニッポン」などは「聞けたものではなく」、物心ついた頃から以降何十年間、ラジオ聴取に悩まされてきました。
ところが・・・
以前から準備は進んでいる話はでており、知ってはいましたが、この名古屋の民放ラジオ2局が、ノイズが少なく、音質のよい、「FM電波」を使った同時放送が(10/1)から正式に開始されるという免許が、(9/25)正式に総務省から下りたということで、そのプレスリリースがでました。
以下が、このたび10/1から正式に開始される、「FM補完放送(通称:ワイドFM)の名古屋民放2局」の概要です。
(総務省・東海総合通信局9/25付けの発表文より、転載OKを確認済み)
http://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/kohosiryo/27/0925.html
すでに、9月25日の段階では、「試験放送」が始まっており、FM補完放送(ワイドFM)の、
・CBCラジオ・・・93.7メガヘルツ
・東海ラジオ・・・92.9メガヘルツ
に周波数を合わせ、昨晩~明け方、2局のラジオ放送を聴いてみました。
「補完放送」という名前の如く、番組は、現在のAMラジオの内容と全く同様・同時放送ですが、ノイズは少なく、FMステレオ放送で、大変耳障りのよい高音質放送が聴くことができるようになり・・・快適になっています。
この日は、「三代目 J Soul Brothersのメンバー」が、深夜の「オールナイトニッポン」の放送をしていましたが、これだけクリアに聴けたら、これまでの「AMラジオ」局も見直されたりして・・・などと思ってみたりしています。
10数年くらい前に発売された、「ラジカセ・ラジオチューナー」などでは、ひょっとしたら、90メガヘルツ以上(例えば、かつてのアナログテレビの1~3チャンネルが対応するもの)の、FMラジオがあれば、これらの放送を受信できるものもあるかもしれませんが、大半は、この90メガヘルツ以上で受信できるラジオ(今回の92.9や93.7など)は、別に用意する必要があります。
しかし、電気店売り場を見た限りでは、「非常用の携帯ラジオ」として、FM90メガヘルツ以上に対応する物も、多く出ているように見えますので、機会があったら、ちょっと探してみていただくのもいいのかな??と思います。
とはいえ、この時代、「ラジオを高音質」で聴く手段は、ご存じの通りまだあって、「radiko」のようなインターネットラジオを使って、スマホやパソコンがあれば手軽に聴取できる時代にはなっていますが、インターネットは、携帯モバイル通信の輻輳、施設トラブルの発生などが起これば、使い物にならない可能性大なのか??と思っており、万が一の天災など情報収集には、今回の「FM補完放送(ワイドFM)」ラジオが、役にたつ可能性があるのでは、と。
今回はウチの、名古屋エリアの様子だけ残しましたが、一部地方数県ではすでに、同様の「FM補完放送(ワイドFM)」が始まっていますし、首都圏は今冬、京阪神あたりでも来春、そして、他地域でも、近い時期に始まる動きがありますので、話のネタにでもと思って、今回あえてこの記事をアップさせて頂きました。
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追記(2019年3月)
この時に記した、CBCラジオ・東海ラジオのワイドFMを、後日改めて自宅で聴いて、聴取レポートを書いて送ったところ、両放送局から「ベリカード(受信確認証)」を返信していただきました。
あわせてここにアップさせて頂きます。