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自分よりもはるかに大事な存在のニャンズ。

2023年6月にまめさんが急に旅立ってしまい、その淋しさも癒えるどころか増していくばかりの日々の中、ちゃちゃ(ちゃーさんと呼んでます)の病気が発覚。

 

まめさんが病気と闘った日々、そして旅立ったあとの1年に思ったこと、後悔したことは数知れず。

その思いをひとつも無駄にしないよう、ちゃーさんが元気になる日まで闘います。

 

ちゃーさんに下された診断は「FIP(猫伝染性腹膜炎)」。

 

※FIP闘病記はリアルタイムで綴っていたモノを後日公開してます。

私がその日その時考えていたことを記録していたので、矛盾も多くだらだらとした文章になっております。

右矢印FIP闘病記についてはコチラの記事を最初にご覧ください。

 

前回の記事下矢印

 

 

検査結果は「FIP」。

猫さんと暮らしてる方はこの病気のことをご存知の方も多いかも。

致死率が高く、進行が早いことで恐れられていた病気だけれど、ここ最近は治療薬として使えるモノが出てきていると。

ただ、今のところは確立された治療法がある病気ではなく、薬は未認可。

 

病気や治療については私は素人であり、ちゃーさんが「FIP」と診断された時点で自分で調べたり病院で聞いた話を記録しているだけになりますので、私が間違えて捉えていることや状況が変わることもあると思います。

 

FIPは猫腸コロナウイルスというものが突然変異することで起こる病気。

猫腸コロナウイルス自体は持っている猫ちゃんも多く、無症状だったり、下痢を起こしたりという程度らしく。

何がきかっけで突然変異が起こってしまうのかは今はまだわかっていないと。

 

致死率100%とも言われていた病気。

FIPの治療薬が出てきたものの、未認可で高額。

人間の新型コロナウィルスの治療薬モルヌピラビルが猫のFIPに効果が期待できるということで、モルヌピラビルを投薬するというのがFIPの治療法としては増えてきているところ。

今までかなり高額な治療費がかかると言われていたFIPの治療が、モルヌピラビルなら費用も抑えられる。

 

最初の時点ではモルヌピラビルでの治療を希望していました。

ただ、かかりつけの病院だと薬が取り寄せになるため、最短で3日後からの投薬に。

検査結果がわかったのが検査日から4日後だったので、具合が悪いと気付いてから投薬開始日まで1週間ということになってしまう。

ちゃーさんはずっと呼吸が浅く、食欲も落ちてきて、ずっと熱もある状態。

そして、FIPは発症して数日から1週間で亡くなるコもいると聞いたことがある。

 

 

 

どう考えても、今から3日も待てない・・・

 

 

かかりつけの病院には親切にしていただいていたし、お薬の手配に入ってくれている様子だったので申し訳ない気持ちもあったけれど、すぐに治療を開始したいからとお話し、薬の在庫を持っていてすぐに治療がスタートできる病院を探すことを伝えました。

 

 

数日前に夜間救急でお世話になった病院に問い合わせると、FIPの治療薬をストックされていて、FIPの診断が出ているなら当日から治療をスタートできるとのこと。

かかりつけの病院で検査結果を受け取って、その日のうちに夜間救急でお世話になった病院へ。

 

 

改めて治療について詳しくお話を聞くことに。

モルヌピラビルは1日2回の投薬。

人間用の量がカプセルに入った状態なので、猫の体重に合わせた量をカプセルに詰め直して飲むとのこと。

毎日確実に約3ヶ月間欠かさず飲み続けなければいけない。

 

ちゃーさんには錠剤のお薬も上手に飲ませてあげられてなく、何度も口から出してしまったり、結局ちゅーるに混ぜたりしている状態。

カプセルだと口に入れたり出したりすると溶けてきてしまう。

確実に飲ませてあげられるだろうかと不安に。

カプセルから粉が舞ってしまったりすると人にも良くないということで、カプセルから中身を出しておやつなどに混ぜて飲ませるわけにもいかず・・・

 

カプセルの方が錠剤より味がなく飲みやすいということもあるみたいだけれど、ここ数日に錠剤のお薬を無理にあげたことで、薬に対する抵抗が強まってしまっていた ちゃーさん。

また、胸水が溜まった苦しい状態は薬を飲みづらいということもあるそう。

 

 

こちらの病院では他にもFIPの治療薬を扱っていて、注射で打つ治療薬もあると。

期間はやはり約3ヶ月間で、毎日。

モルヌピラビルより以前からFIPの治療薬として使われているモノだけれど、未認可で、しかも偽物が出回ったりもしている。

酷い場合にはただの水が入っていたりすることもあるとか。

そして、注射の治療の場合は費用も跳ね上がる。

注射は毎日通院して打ってもらう、或いは自宅で私が打つという選択肢も。

 

不安はやはり、薬がホンモノかどうか、効くのかどうか。

お世話になってる病院では以前からたくさんFIPの猫ちゃんを診てきていて、実際にこの注射が効いてきている。

偽物が出回ってるけれど、今病院で使っているロットのものを使用したコも効いている。

ただ、ちゃーさんの治療が最後まで同じロットでできるかはわからないし、新しいロットになった場合、薬の効果を保証することはできないとのお話もありました。

 

お薬が問題なく飲めるのならモルヌピラビルを選んだかも。

2024年6月時点では、たぶんモルヌピラビルでの治療を選ばれる方が多いのかもしれない。

でも、私がちゃーさんにきちんと確実に飲ませてあげられる自信がなかったのと、ちゃーさんがもともとかなり頻繁に嘔吐してしまうコであることから、飲み薬では確実な治療を進められないと思い、注射での治療を選びました。

 

FIPの治療費はクラウドファンディングで集める方も多いというほど高額なのだけれど、猫に何かあった時のためにと少しずつ貯めていたお金があったのでここで使うことに。

もうどれだけ願っても、どれだけお金を出しても2度とは会えない まめさん。

それを思えば、費用が高くてもちゃーさんは助かる可能性が大きいのなら、お金のことは迷う理由にも躊躇する理由にもならず。

自分で注射をするのは不安があるので、毎日病院に通わせていただくことを決めました。

 

お薬は少し粘度のある液体で、注射の針も太め、少しゆっくりとお薬を入れるとのこと。

嫌がる猫ちゃんも多いと聞いたので、ちゃーさんがすごく嫌がるかも、見ていられないかもしれない・・・

私の方が逃げ出しそうだったのだけれど、打った場所を見ておいた方がいいと先生に言われ、付き添わせてもらうことに。

最初は抵抗していたけれど、注射自体はすんなり。

ちゃーさん、とっても頑張りました!!!!!!!!!

 

 

お出掛けの嫌いなちゃーさんにとっては毎日の通院はすごくストレスかもしれない。

毎日注射を打つのもすごくすごくストレスに違いない。

でもどうしても私は少しでも確実さのある方法で治療を頑張ってほしくて。

この日のこの選択を良かったと思える日が来ることを信じて、これからの約3ヶ月ちゃーさんと一緒にFIPと闘います。

 

食欲の落ちてしまっているちゃーさん。

体重も少し減ってしまい。

朝はちゅーるを1本弱、昼間にカリカリをちょっと。

夜は食べたがらず、口のまわりにちゅーるをつけて少し舐めてもらう。

 

FIP治療スタート(1日目)。

 

続。
 

 

 

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