四国八十八ヶ所 歩き遍路上観察 シーズン1 Day8その2 田井ノ浜~恵比寿洞 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

蟹に注意。こちらもちょっと季節に早かった。

へんろ小屋に到着。津波の警告が出てきました。

時刻は11時過ぎ。休憩所の前の海。16時までには目的地に着く見込みが立ったので久しぶりにのんびり休憩。靴下も脱いで波音を聴きながら一息。

へんろ小屋でのんびりしてたら5日目に同宿だったデンマーク人と再会。あの日は夕飯の時に話しかけたかったけれど女性が集まった席で他の客と楽しそうに歓談していたのでおじさんは割り込めなかった。今回が初めての日本だとか。なんで最初の日本でお遍路かと聞くとスペインの巡礼に行ったときに四国お遍路にインスパイアされたと。私はcaminoに行こうと思ってたら練習になると勧められたのでこうして歩いているというと驚いてた。Camino de Santiagoとの大きな違いはお遍路は1番から番号がついているところが面白いのと起伏が多いことだそう。Caminoはもっと平坦らしい。遍路の宿の予約が難しいでしょうと聞くと3日くらい先まで予約しているけど電話は近くにいる日本人にやってもらっているのだとか。4月末まで歩く予定だけどどこまででも構わないし急がないというのでお遍路小屋で見た例のメッセージのさわりを紹介したら「それ知ってる。前に読んだ」とのこと(→この記事に書いたこと)。ネットか本で海外にも紹介されている名言らしい。そんななかブンブンは音を立てているクマバチの住処↓↓。

ではお先に出発。シャワー付きです。

No Manner, No Entry!

こっちはマナー違反ではなく法律違反。

カニカニ

前日、タバコ注意という看板がありましたがここでもたばこやたき火は違反ではないようです。よく消そう!

あ、護美奉行だ。

海抜 0.16M(んなこたぁない) 早口言葉 カタ高台カタ高台カタ高台

漆喰鏝絵っていうんでしたっけ。突然登場。

ヨコハマタイヤの琺瑯看板に色を寄せた共産党ブルーポスター

浮き輪でもぶら下げてあった後でしょうか?トマソン界隈だと「原爆」という不謹慎な呼び方をされそうでもありますが。

ちょくちょくレトロな橋が現れます。

徳島名物里程親柱。距徳島市50.1粁

情報量の多い道標。There is no store ahead. 100m back 日本語の直訳で通じるかな?

危機感が伝わります。

こちらは津波ではなく不審者に注意の看板。通報されないようにしないと。

こういうところは右に誘い込まれやすいので看板がありがたいです。しかもねぎらいの言葉付きで優しい。

へんろ小屋がたくさんあってうれしい。

安政地震の碑があるというので寄り道。

地震という言葉は明治に作られたものだと漠然と思っていたけれど江戸時代にはあったのですね。

 

現代(といっても60年前ですが)の災害関連碑

ちっちゃなお大師さん

 

あと10㎞を切りました。

へんろ俳句(川柳?)が並んでいました。

個人的に優勝を差し上げたいのはこれ。「遍路さん あいさつされて つかれとぶ」

ちょうどここへ来る少し前、海外沿いから始まる峠道の石がゴロゴロしている登り道に苦戦中、上から短パンにサンダルのいかにもサーファーなお兄さんが降りてきて爽やかに「こんにちは」って言われて嬉しかったのです。 

紋章がないのが残念ですがいい感じの仕切弁

 

一つの石に三体の像が刻まれています。珍しい?

ギョサンあります! ビーさんとの違いがよく分からないけど流行っているのかな?

シャッターアートにも歩き遍路への思いやり。ありがたいありがたい。

 

この鵜を眺めていたら見慣れない影が横切りました。

追いかけてコンデジで超ズーム。クロサギでした。今までに一度くらいしか見たことのない鳥だと思います。カメラ2台は多かったと思い始めていたところで遭遇。ラッキー。

今日は余裕があるのでまた寄り道を。

こんな坂道をドドドドドドドドドっと下って

洞穴へ。本当は迫力がある風景なのに写真では全く伝わりません。せめて動画ならましだったかな?

さっきの坂道を登ってへんろ道のフェンス越しに。お遍路さんらしい人影見えますか?