前回記事ではずいぶん早く焼山寺に到着できたかのように書きましたがあくまでも”当社比”であって、実際には何人もの方に道中追い越され、追い抜いた人は一人もいませんでした。おそらくこの日焼山寺に到着した最後の歩き遍路だったんじゃないかと思います。
焼山寺境内でお参りと休憩で40分ほど過ごしたのち出発です。今日の宿はここから10kmあります。
杖杉庵。お大師さんの奇跡のシーン(のはず
謂れが書いてあるのかと思ったらなぜかいろは歌。ちょっと調べたらいろは歌の作者は空海という説があるのですね。
廃プール?
昨日から結構雨が降ったのにあいかわらず水がきれいです。
ありがたい立派なトイレ
有名なお宿、すだち庵。2巡目があれば、ぜひここに泊まりたいです。
5km/時ペースで計画している昨日同宿した健脚さんはここからもう一つ峠を越えたところの旅館(7km先)に泊まるとのこと。すごいな。
私はこっちへ7km
素敵な火の見櫓。
さっきの道を見逃してもここから玉ヶ垰にいけるよと誘われますが右を下ります。次回来ることがあればそっちのルートで13番を目指します。
川はきれいでも
こっちはドロドロ。先輩ウォーカーからスパッツを勧められました。タイツみたいなのじゃなくて登山用のゲイターとも呼ばれるズボンの裾から靴の上部を覆うようなやつのことだと思います。結局洗い物が増えるだけのような気もしますが靴の中に雨や砂利が入るのを防ぐ効果もあるようなので、来年にでも行こうと思っているスペインの巡礼の時には考えてみたいと思います。
神山町はしだれ桜であふれる町なのだそうです。いい季節に来ました。
そんな町を汚したら麦わら帽子から湯気が出ます。
お洒落レトロな木造建築。
カモだらけな親柱
玉ヶ垰ルートではないのですがこちらもルートも歴史はありそうですね。
想定していた中では最大の難所だったのに最後の10kmも軽快(当社比)に歩けました。
ホテルだぁ。昨日の旅館から送ってもらったリュックも部屋に運んでいただいていました。快適快適。
ご馳走ご馳走。
(中略)
本日の歩行距離:約26km 歩行時間:約9時間30分 (休憩時間を含む)