松本市の水道蓋 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

「日本水道史」に出てくる紋章の水道蓋~その7~松本市」で紹介したように、松本市の水道竣工は大正12年。当時の蓋がないか雨の中探してみました。

市内でよく目にしたのはこの止水栓。止水栓で四角い蓋は珍しいですね。紋章は、日本水道史に出ているものによく似ていますが、松葉の下中央に「本」の字はありません。

「制水弇」濡れていて見にくいです。

「消火栓」正方形で小ぶりでした。


量水器は小判型。これも比較的珍しいタイプ。紋章が見えにくいですが、以前の記事「日本水道史」に出てくる紋章の水道蓋~その7~松本市」で載せた東京に越境していた蓋同様、茂った松葉のバージョンです。こちらの方が新しいようです。



こっちの方が若干見やすいかな? 「仕切弁S」

新しそうな「消火栓」も正方形。


この日、数時間歩きましたが、結局古そうな蓋はこの一枚だけでした。もう少し紋章がはっきり見えると良いのですが、おそらくこの記事の最初の方の蓋同様松葉に囲まれた水と思われます。 松本市は正方形の蓋が多いですね。


最後に大型の蓋を1枚というか二枚組1式。「減圧弁」



駅~お城~開智学校周辺を中心に歩きましたが、もう少し駅から離れた住宅地あたりを探せば古い蓋が見つかったかったかも知れません。