愛媛県工業用水のマンホール蓋の不思議 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

上水道や下水道に比べると設置されている地域が限らているため工業用水の蓋を見つけるとうれしくなります。

今治市では二種類の空気弁の蓋に出会いました。



まずは円形の蓋。広島の異体JIS蓋を髣髴とさせる円周六分割タイプですね。やはり中四国地方に多いのでしょうか? 中央の紋章は1989年に制定された”正式な”愛媛県章なのですが、Wikipediaによると現在は全く使われていないのだそうです。政治的な理由から。。。

県の公式HPに県章を使わないことに対するQ&Aが載っていますがはぐらかすような微妙な回答になっています。県章を制定した勢力が権力を取り戻さないと近い将来この紋章入りの蓋は絶滅するかもしれません。  (リンクはこちら  Wikiの記事 県HPのQ&A)





もう一枚は角型の蓋。こちらは現行の県章がついていません。でも、旧県章でもないし県旗のマークでもありません。





漢字一文字もしくは二文字から作ったような紋章ですがまだ謎が解けません。まさかほかの県からの越境ではないと思うのですが。。。「企」でも無いですよね。