津市の下水道蓋 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

燈孔の記事 と重なる部分もありますが下水道マンホール蓋を改めて...

4か所穴があいていてこじり穴が3つ、鍵穴があって蝶番付き。オーソドックスな名古屋市型蓋。
紋章は旧市章。


4つ穴の名古屋市型蓋ですが、画面下のネズミの巣型の穴が上の蓋と違います。その穴の周りに半円状の何かがあってさらにその右上に六角レンチを入れるようなくぼみが。


上の蓋と同型ですが「汚水」と書かれていて貫通している穴のない蓋。


汚水があるのに雨水がないと思っていたら、新市章でありました。こちらは東京市型でした。


同じく新市章のマンホール蓋。この地紋は初めてかもしれない。



なぜか中央がすっぽり抜けた蓋。割れてしまったのか最初からこうなのか?
ちょっと危険。小さな子供の足が嵌ったら笑い事では済まなくなる。


汚水ますと思われる中型の蓋。これも名古屋市型ですね。


紋章なしも。


市章の代わりに「津」と書かれた丸蓋。20個すべての丸に穴があいていて、名古屋の古そうな蓋とそっくり。。


「津」の角蓋。


「日本水道史」(昭和2年)の附図には、名古屋市(津・岡崎・大崎・千住等類似)として、上の蓋らしき図面が「掃除桝」として載っています。その上の図は説明がありませんが今回出会えた燈孔でしょうね。左側の鉄蓋の図には市章が付いていますが今回は市章付きの古そうな蓋は見つかりませんでした。「マンホールのふた」で林氏も簡単には見つからなかった旨のことを書かれています。



最後にデザイン蓋。カラーは見つかりませんでした。