前回記事の通り無事燈孔蓋が見つかり残りの時間を気分よく付近の探索。
細い路地を塞ぐかのような縁石付の「津」マンホール蓋がいくつか。元々どぶだったところを下水道に改良したということでしょうか。
同じく「津」入りで角型マンホール蓋も2枚ほど出会えました。その辺の汎用品に見えそうな蓋ですが、「津」の文字と縁石で渋みが出ています。
そして、水没した小蓋。
燈孔でした。
同じ路地のその先に嬉しい白い影。
いい燈孔蓋です。
中央はやはり取っ手がついていたのでしょうか。取っ手付きの燈孔蓋はこれまで他では見たことがありません。
かなり独特な風貌を持った津市燈孔蓋。あらためて取っ手以外の特徴を列記して他の燈孔蓋と比較してみます。
地紋:
名古屋市型に似ていますが円周6分割。他で6分割というと東京港区の新しそうな蓋。
サイズ:
直径約27㎝。
名古屋市型の多くの蓋(18cm)の1.5倍の大きさでこれまで岡崎(↓)でしか見ていないサイズ。
外蝶番なし:
燈孔蓋の”常識?”を覆すかのような特徴。
ただ、東京都千駄ヶ谷には枠は外蝶番用なのに蓋にはその形跡がないものがあります。
やはり独特ですね。
時間と情報が限られていた割には最終的に4つも燈孔が見つかった津市。探せば2ケタくらいは見つかるかもしれませんね。
燈孔見聞録 津市 篇 その1
燈孔見聞録 津市 篇 その2