秩父で再び古蓋探し そして越境蓋も | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

前回 、時間切れであまりゆっくりできなかった制水瓣の角蓋を見つけたあたりを散策して、水道の古蓋を探すことに。場所は彩甲斐街道よりも東側の細い道を南下しつつ。



まずは、前回も見つけた「水止栓」 現在の市章とは違うこの紋章。市役所の方の話では合併前の秩父市のシンボルだったイチョウをデザインしたものではないかとのことです。





2.5kmほど延々と歩いてようやく見つけました。右書き「消火栓」紋章は上のと同じようです。





さらに2.5kmほど南西方向に歩きましたが特別な蓋が見つからなかったのであきらめて前回、秩父セメントの蓋を見つけたところをへ戻ることにしました。



で、右書き「制水瓣」角蓋を見つけて喜んでいると、そのすぐ近くに「制水弇」(萌え点付き)も!やっぱり角蓋いいですね。





で、こちらが秩父セメントの蓋。この付近で結局10枚近く見つかりましたが、他では見かけなかませんでした。

市役所の方にお伺いしたところでは、この付近の下水管は昭和26年以前に彫などを暗渠化したところを昭和26年以前に下水道に改修したらしいのですが、当初はコンクリ蓋だったそうで、おそらく昭和40年代にこの鉄蓋に交換されたのであろうとのこと。

秩父セメントの蓋が使用された経緯は不明だそうですが、どうやら越境蓋と同じ理屈(業者に在庫がなく転用した)らしいです。広い意味で越境蓋ですね。







そして、またまた右書き「制水瓣」と「消火栓」。結局それほどレア蓋ではなかったようです。特に消火栓はJR秩父駅のすぐ近く、何Kmも歩くこともなかったようで...









千葉県水道の越境を今回も見つけました。でも紋章が上下逆です。



こっちが正しい向き。





東京の量水器も、また見つけました。秩父市の市章入りコンクリ蓋と並んでいます。





おまけ。



勇ましい「ち」組