京都の濡れ蓋 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

久々の京都ですが、前回 に引き続き今日も雨。



以前、教えてもらっていたのですがずっと会えずにいた排氣辨にようやく会えました。石畳の道に合いますね。





もっと大きいと思い込んでいたのですが、意外に小柄でした。

2枚合わせて約56x101cm。22x40インチ?

空気弁(排気弁)は配管の一番高いところにありそうなものですが、坂の途中。





こちらの仕切弁角蓋は2枚合わせて91x136cm。インチでも中途半端なサイズ。寸なら30x45寸ときりがいい。





右から読んでも量水器、左から読んでも量水器。









この蓋を見に行く途中で、↓↓菱形グルグル紋章を見つけました。現在の京福電気鉄道の紋章ですが、鉄道とは全く縁のなさそうな場所にあり、前回見つけた丸蓋 同様、京都電燈(~1942年)の蓋と考えて良いでしょう。





鉄道といえば、こんな蓋も。交通局の紋章はレールを止める釘ですかね?





二の字紋の蓋。電気でしょうか?





名古屋市型の下水蓋は、穴の開き方が様々。

20穴すべてが貫通していて外蝶番の蓋。





一つ置きに10個貫通と内側の8個+外側鍵穴一つが貫通。





縁石付の蓋も様々。





この中では孔のサイズの大きい内側8個+外側の鍵穴1個の蓋が一番古そうだけれど根拠はありません。今回写真を撮り忘れていたのですが、内側の4つと外側の4つの合計10個が貫通している蓋もあります。以前見つけた大正十二年四月の蓋もそれ。やはり穴のサイズが大きい。



下水の珍蓋を探しに処理場にも行ってみましたが、特に見つからず。敷地内の蓋もよく見えませんでした。







次回は晴れますように。