他の自治体の蓋が、なぜかこんなところにという「越境蓋」。山形県天童市にはたくさんありました。
まずは山形市の蓋。お隣ということもあるとは思いますが、とにかく市内各地に山形市蓋が散在していました。山形市の蓋は、ここ天童で一通り見ることができたりして。
手前が山形市の下水マークの蓋。奥は天童市のデザイン蓋。
こちらは市章だけの蓋。
天童市にはちゃんとした右書き「制水弁」の蓋があるのですが、
同じタイプの山形市の蓋も越境してきている。
その他の山形市の蓋 in 天童市
そして、正統派(?) 意外な場所の蓋。
宮城県 旧栗原郡一迫町 (現 栗原市)
山形県長井市
こうした、紋章から市町村を割り出すのに欠くことのできないのが「ちきぺーじ」さんのこのHP
。本当に助かっています。
特に、旧紋章や、「現在は消滅している自治体の紋章はこのHPが無ければ、ほとんど探すのが無理じゃないかと思います。
さて、市街地のはずれの駐車場にこんな看板が。珍しい文字蓋があるかもと期待して中に入ってみると、そこは越境展示会場でした。
北海道からの越境蓋は初めて見ました。 足寄市の「雨水」蓋。
茨城県土浦市の「雨水」蓋。
デザイン蓋も。
宮城県多賀城市の「うすい」蓋。
多賀城市の公式HP
にはこの建物写真が載っています。
同じページにこんなものも。こっちのデザインの蓋があったら怖い...
最後は、群馬県館林市の「うすい」蓋。ぶんぶく茶釜。たてばやしの「た」の字が邪魔で丸い穴が一つあけられなかったようですね。
この駐車場の他の5~6枚の蓋はちゃんと天童市のデザイン蓋でした。
(この駐車場での撮影を忘れたので、別の場所で撮ったものを掲載)
こういう場合は各地からの寄せ集めでも蓋そのものの規格はそろっていますね。(ここでは、3隅の穴の形など)
そして、最後にこれ。東京でたまに見る○×蓋。削られた紋章部分に東京の下水マークが入っていたのではないかという期待を添えて、敢えてここに載せておきます。