饒舌蓋の宝庫~川崎市マンホウォーク 1.下水道 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

何度か来たことのある川崎市。でもいつも暗くなってからでした。いろいろと変わった文字蓋があることは知っていたので楽しみです。


これは、古そうですね。中央に下水紋章があります。


川崎市の市章の川と下水の文字を組み合わせた紋章。



こちらはJIS型。



鉄製人孔縁隗付き



ちょっと古そうな感じのコンクリ蓋








こちらは、新しそうな蓋。普通に下水と書いてあってちょっとつまらない。なんで変えたんだろう?



「雨水」と「汚水」









いわゆるデザインマンホール蓋ですが、よく見ると下に何か書いてある蓋があります。「09 M03」幹線の番号でもあらわしているのでしょうか?





他にもあります。「08M01」「10M01」「11 M10」







「排気弁」下水道には珍しいですね。処理場で出た汚泥を送る送泥管かもしれません。




弁の字が萌え点付きです。





こちらは萌え点なしの「排気弁」





「圧送管空気弁 等々力~入江崎」どうも、下水道の汚泥を送る管のようです。→川崎市公式HP(入江崎総合スラッジセンター)





こちらはハンドホール蓋の「圧送管空気弁 等々力~入江崎」





双子蓋には、「空気弁室 等々力~入江崎」と。





こちらの角蓋は区域が違います。「下水道局 空気弁室 加瀬~入江崎」

加瀬地区は上記の等々力と入江崎の間ですから、等々力地区の下水処理センター ができる前(昭和57年以前)の蓋かもしれません。

管轄部署名も現在は上下水道局





「送泥・加」「仕切・加」

この「加」は、もしかすると、上記のHPの送泥配管地図 に出ていた加瀬地区(処理センター)を意味しているのかもしれません。あるいは、加圧?





「雨貯」防火用でしょうか?





「下水計測」何を計測するのでしょう? 流量? ガス?





こういうのこそ、もっと説明が欲しいところです。 「分水」
汚水と雨水を混ぜて流す合流は分かりますが、分水とはなんでしょうか?





上水道の制水弁とかにによく使われるデザイン(通常は青)の蓋ですが、これは「下水」でも、下水の何に使う蓋かは不明。中央左右の箱が空です。







あまりにも饒舌な蓋が多いので、雨水のデザイン蓋はとっても控えめに傘マークで...(下中央左側)







その他のコンクリ蓋たち。









こちらに詳しい資料があります。→川崎市の上下水道



饒舌蓋の宝庫~川崎市マンホウォーク 2.上水道

饒舌蓋の宝庫~川崎市マンホウォーク 3.その他