我々東京ホルモンズは お値段そのままで焼酎を置いてくれたらあと5回は来るB食家集団である
窯焼き割烹 黒泉＠松戸 これはもう松戸の奇跡 の話
お肉の神様が
令和最大の価格破壊！
なんつて
ブログで紹介してたので
気になっていたら
なんとその翌日に
某33から
「ここ知ってます？行ってみません？」
的な連絡が入り
彼のアンテナおっ勃ち具合に
サスガだなーと
ホレボレしたのでした
早速予約してもらい
当日ノコノコ来てみれば
へ？精肉店？
（知ってたけど）
へ？スーパーじゃん！
（知ってたけど）
伊勢丹だったビルが
今はキテミテマツドっていう
チャーミングな名前の商業施設になっていて
その地下にある
ロピアってスーパーマーケットの
精肉店の裏手にそのお店はありました
看板はありません
怪しげなミラーボールが目印です
料理はコースのみ
しかも潔く一種類
値段は5000円
噂では
アソコのプロがデュってるとか
益々期待しちゃうじゃないっすかー
てかさ
メインは和牛を炉窯で焼いてくれて
その他にも
アレコレ出てくる肉割烹なんでしょ？
マジで5000円でイイんすか？
どーせ
会計でビックリ
女の子もたくさん飲みましたしー
ってなっちゃうアレなんでしょ？
ほらねー！
いやダイジョブか
いやダイジョバない気もするけど
となりのおじさんは
焼酎がないことにキレ始めていますけど
山崎
白州あたりのノンビンテージで
ハイボールを重ねるしか
逃げ道は無いのか
おっと
ペアリングなんてのがありました
ビールはCOEDOだから300ｍｌチョイだろ
ワイン50ｍｌ×5と
計600ml程度の酒で
大人しく黙ってる面子じゃねーぞ
さてどーすっか
散々悩みましたけど
結局
ペアリングで初めてみて
足りなきゃハイボールに逃げる作戦にすることにしました
というより
それしか道はありませんでした
12席の広々したカウンターから見渡せる
オープンキッチンには
これからお肉を焼いてくれる炉窯が見えます
ニクって
ハモって
ウニって
キャビって ハーイ！
今日の食材デース
ヒレとタンは炉窯で焼いてきマ－ス
ってヒレ！
イイサシ具合じゃないっすか！
タンも結構な分厚いカット
こりゃー期待しちゃうなー
おおう
目の前で盛り付けてくれんのか！
って喜んでたら
後ほど
目の前に下げた皿積んでくれんのか！
ってドンヨリしましたけど
まーその辺は
オープン間もない新店さんってことで
その内どーにかなるのでしょう
おおう！
ナイスクーピン！
事前情報では
ちゃんと火入れしてたような記憶でしたけど
いまでは希少な即生プレイ
そして予想はしてましたが
ペアリングが追い付かない事態に・・・（笑）
炉窯でじっくり火入れしたタンです
添えられた山わさびが個人的にツボでした
おおう
お椀も出るのか
テールスープだったっけ？
甲殻系のお出汁も効いてた？
このあと出てくるシャブ汁が
あまりに衝撃的で
すっかり忘れてしまいましたけど
そーでした
計算して飲むのを忘れてました
というより
良ーく考えたら
44年間の人生で
酒の量を
計算しながら飲んだことがありませんでした
調理がペアリングに追っつかなくなってるのか
酒の消費が調理を追い越しているのか
ま 後者な訳ですが
なんか一杯頼んでくれないと
ペアリングが成立しなくなる
てなご忠告を頂戴しましたので
ホントは角でもトリスでもイイんだけど
一杯1200円の
ノンビンテージ・ザキハイをお願いしましたら
１口600円じゃんか！
（右は水です）
切子じゃなくって
リザーブ友の会
とか書いてあるグラスでも
なんなら紙コップでもイイから
せめて４口欲しかった
車海老を
サーロインでローリングしたり
雲丹ってキャビったり
ウマイ
滅茶苦茶ウマイ
側はサックリ
中はシットリ
絶妙な火入れ具合のヒレ肉
文句なしにウマイ
普段は観賞用に過ぎないダーサラも
この日は進んで口にしてしまうほどにウマイ
でも
僕の右手には空になった切子(笑)
ポケモンみたいのから出てきたのは
アメーラだって
オイシイよね
おおう
そーだった
肉食いに来てるんだった
へ？炭？？
しゃぶれだと？
でね
この出汁がハンパなかったのよ
干し貝柱と干し海老と
アレコレ言ってたけど
肉なんてどーでもイイ！
ってなっちゃうくらいの
猛烈な出汁感
これ美味かったなー
しかも
牛ヒレ
ではなく
フカヒレ入り
てかさ
酒の話は置いといて
思い出して
今日のコースの値段
5000円だよ 5000円
こんなに出てきてこの値段
おかしいでしょ！
そーこーしてると
ようやくペアリングが追い付いてくれまして
トリュフオイルの仕込まれた
ナマ玉子が出てきたと思ったら
すき焼きっすか！
一瞬ココが松戸じゃなく
青山か
恵比寿なんじゃないかと
錯覚するほどです
さすが！
Vanneさんプロデュース！
いやー
コレで5000円とか
絶対赤字じゃないっすか
店内を見渡せば
10人以上いまっせ 店員さん
しかもコレだけで終わる筈もなく
ココからトドメを刺される訳ですが
オ○ンコと表記するには若干抵抗があるほど
上品に盛り付けられたお新香と
コレだけで
ウーロンハイの二杯は
瞬飲できるレベルの
小鉢が二つ
そして
贅沢
鱧の土鍋ごはん
コレも美味かった
鱧はモチロンだけど
茗荷とコーンの食感アクセントがとっても良かった
そして
最後のデザートまで
しっかりヤリ切って
なんと三品！
いやー凄かった
料理に関していえば
ここまで原価をド無視したお店は
今までなかったんじゃねーか？
そんなレベル
最後
マネージャさんに
「赤字でしょ？」
って聞いてみたら
自信満々で
ハイ！
って言い切ってましたよ（笑）
原価率250パーセントだって！ 頑張ってください！
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店名 黒泉
場所 松戸
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