我々東京ホルモンズは、幼い頃この近くの神社の社務所で英会話を習っていたのを思い出したB食家集団である。
金子屋＠江北 金子屋ビヨンド？？の話。
昔地元に
出前敏速を通り越して
出前音速のそば屋がありまして
受話器を置いたと同時に玄関でピンポーンと鳴るレベル。
大げさかもしれないけど
そんくらいチョッパヤなそば屋さんでした。
当時その店のオヤジさんがポルシェを買ったなんて噂が広まりまして
「儲かってんなー」
と冷やかされずに
「まだスピードを追求するのか！」
なんて話題になったもんです。
その味で育った僕らとすれば
『美味くはないけど好きな味』
だったワケで
出前のついでに言い放たれた
「今月で店閉めるから。」
のひと言に
彼女にフラれた時のような
心臓に電気が走る思いをしたもんです。
好きだったんだよなー、金子屋。
まだ食い盛りの10代後半
全財産は1000円だけど
チャーハンじゃ腹いっぱいにならない。
ラーメンを付けるには金が足りない。
そんな時思いついた
チャーハン1000円分作戦
『出前は千円から』
ってシバリもクリアできるし
金も払えるし
こりゃーイイ事思いついたぞと
我ながら見事なアイデアだと
意気揚々と電話注文し
届いたチャーハンが
ラーメンどんぶりギュウギュウにつめて
大皿にパッカンした激盛チャーハンと
これまたラーメンどんぶりにナミナミ注がれたチャーハンスープ。
千円を受け取るお兄ちゃんのしてやったり顔
もう20年以上前ですが今でも忘れてません。
そんな
早いだけじゃなく量も凄かった金子屋と
関係あるかわかりませんが
同じ名前のそば屋を
隣り町で発見してしまいました。
ココも出前やってんのか。
やっぱ受話器置いたらピンポン系なのかしら？
だとしたらあのカブきっとボアップしてんだろうなー
とか色々想像しながら入店すると
詳しく覚えては無いけど
鹿浜の金子屋もこんなメニュー構成だったような
おう、飲めんのか！
てか、ふと隣に目をやれば
茶ハイ？ウーロンハイ？をバカスカおかわりしてる先客一組。
ま、こちらは仕事中ですから
『今日のおすすめ』
にあった
ラーメンと生姜焼きライスのセットを注文です。
あれ？なんだかとっても美味しそう。
昔、鹿浜金子屋のお兄ちゃんが言ってました。
「ウチはウマくなくてイイの。
腹減ってる時は一秒でも早く一杯食いたいでしょ？
ソレを追求してんの、ウチは。」
確かに早くて多いイメージだった鹿浜金子屋。
あちらはお世辞にもウマイって訳じゃなかったけど
こちらはこんなに美味しそう。
実際ウマイね。
となると
生姜焼きの方も期待しちゃうワケですが
細かいね、肉が。
しかも薄く広くな盛り付け具合。
でも、やはり鹿浜と関係あるのでしょうか？
半ライスを表記しながら飯の盛りはそーとーなもんで
これじゃオカズ足りなくてメシ余っちゃうかなー
なんて思いましたが
超激コメ泥棒じゃんか
しかもウマイでやんの。
そば屋と看板を掲げながら何でもアリ。
出前敏速対応。
とにかく腹いっぱいにしてくれる。
ここまで条件が揃うと
なんか関係あるのかもしんないね。
金子屋暖簾会
なんてのもあったみたいだし。
今度はチャーハン頼んでみよっと！ロンモチ通常サイズで。
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店名 金子屋
場所 江北
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金子屋 （そば・うどん・麺類（その他） / 江北駅、西新井大師西駅、高野駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.3