我々東京スメシーズは、まみれたいけど弾けたくないB食家集団である。
某店＠某所 羨ましすぎるバブリーな時代の話。
この日も親分のカバン持ちです。
用事を済ませた後はいつものアソコで晩飯です。
もうすっかり顔なじみね。
座ると同時にいつもの調子で
ポンポンとテンポよく料理が出てきます。
そろそろ突っ込んだ話も良かろうと
大将の修業先を聞いてみると
日本一有名な銀座のアソコでした。
その昔
まだバブルがアワアワしてた頃は
給料袋を開けたことが無かったんだとか。
どーゆーことか解らなかったので
理由を聞いてみると 
修業先の某鮨屋には貴賓室？的な個室があって
そこで握るようになると給料袋を開ける必要が無いんだとか。
ま、平たく言うと
チップだけで生活できたんだとか。
あと腕時計の話にもなりまして
大将は一円も払わずに
高級腕時計を何本も所有していたそうで、
「あ！常連さんがくれたんでしょ！」
夢のような話だなー
これぞバブリートークってやつだなーと思ったら
チト違ったようで
ボクも最近ようやく気をつける様になりましたが
当時のバブリーな社長さん方は
白木のカウンターを傷つけないように
腕時計を外して食事をする方が多かったそうで
気持ち良く酔っぱらったあげく
その腕時計を忘れていくヒトがよく居たんだとか。
常連さんなら電話して次回まで預かっておくんだけど
一見さん、ましてや地方から来たヒトは連絡しても
まーず取りに来ないんだって。
そんなんが何本もたまっていって
何年か経ってOKでたらそのまま貰っちゃうんだって。
あと某政党のパーチーへ
出張して握ったりするのがチョイチョイあって
その時は大きな紙袋を用意するんだとか。
行けば偉い人たち全員からチップが出て
一回で150万とかになっちゃうんだって。
チップの入った封筒で紙袋すぐ一杯になって
それを出張した職人で山分けなんだってさ。
さすが日本一（金持ちが集まる）鮨屋です。
今ではそんなこと全くないそうですが
アワアワしてた頃はみんな金銭感覚が狂ってたんだろうね。
アワが弾け始めた頃社会人になった身としては
全く想像できません。
ウラヤマシイ限りです。
ま、この日は色んな裏話が聞けて楽しかったなー。 
やっぱココの大将は魅力あるお方です。 
次回は鰤シャブでお邪魔しまっす！
いやー楽しみね！〆がラーメンとか！イカなきゃ損だね！
ランキング、今日もポチッとお願いします！
--------------------------------------------
店名 某店
場所 某所
--------------------------------------------