我々東京スメシーズは、こーなりゃオレも移住か？？なんて考え始めたB食家集団である。
すし匠＠四ツ谷 第十五回匠会（親方ワイハー前ラスト）の話。
この玄関を入るのは
匠会として15回目
私個人として26回目です。
いよいよ訪れてしまったこの日。
親方ワイハー移住前の最後の予約。
もうね
思う存分食う所存な訳ですよ。
なんなら昼メシ抜いちゃう訳ですよ。
実は前日酒までヌイたりしちゃった訳ですよ。
だってね
この日の会計当番は
彼 だから。
ま、そんなんで
ラスト親方前をヒトのマネーで満喫ってワケです。
いやもうね
一品一品をね
目と舌に焼き付けて擦り込んだよね。
はー
やっぱ美味いなー。
はー
やっぱ心地良いなー。
間とかさ
空気感とかさ
絶妙なんだよね。
一品食べ終えて
次の品が出て来るまでの間。
「次まだかなー。」
なんて一回も思ったことないし
「お、もう出てきた。」
なんてのもロンモチない。
会話もそう。
「今日はアレがイイからフレッシュな所イッてみる？」
とか
「今日のアレはドコドコなんだけどチョット早いからこーしてみました。」
とか
「○○で揚がった○○です！」
ではなく
客が欲しい情報を的確にポイントだけ教えてくれる。
酒もそう。
「さっきは軽い感じのだったからココからガッチリしたのにしてイキましょう！」
とか
「この前見てきたんだけどあの酒蔵はスゴイよ。」
とか
自分が好きなもの
実際に目にして口にしたモノを責任もって勧めてくれる。
そーゆーの全てが相まって
この店の人気になってるんだと思うんだよね。
もちろん美味しいことが大前提だけど。
「海老がイイからナマでもイイかもよ？
もちろんいつも通り軽くボイルも美味しいけど。」
そー言われればもちろんナマですよ。
まーもちろんバカウマですよ。
「コレ飲んだことあったっけ？」
なんて出された焼酎が
良いタイミングで目の前の魚にマッチするんですよ。
そんなトータルプロデュースできるヒトが
親方以外に果たして何人いるのか。
弟子を愛し
弟子に尊敬され
それを見る客の心を温かくさせるヒトが
このヒト以外に存在するのか。
私はまだ見たことがありません。
そんな親方が
四谷で握るのは年内一杯。
私が持ってる予約の2015年最後のこの日。
ワイハーに行けばまた親方の握りを食べれるのですが
日本の魚でそれを堪能できるのはコレで最後のこの日。
ひと通りのあと
お好みをいくつか味わったあと
最後の一貫をお願いしました。
もう随分前からコレを頼もうと決めていました。
ガッツリ寝かせた鮪に。
初めて
訪れてから二年半。
本当にお世話になりました。
四谷すし匠に出会ってから
鮨に対する考えが全く変わりました。
この二年半で様々なお店に行きましたが
すし匠を超えるお店には未だ出会うことが出来ていません。
鮨はもちろん
全ての飲食店を含めても。
ワイハーいつか必ず参ります。
その際はまた
「わさびガツン！ガツン！」
いつものアレを聞かせてください。
ワイハーでのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
つーか年内キャンセルでないかなー！出ないんだろうなー（涙）
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店名 すし匠
場所 四谷
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