我々東京ホルモンズは、赤の３ 一本で勝負するB食家集団である。
聖地は意外にひっそりと・・・海乃屋＠鹿児島の話。
清原が番長でも893でもなく
まだスリムな野球選手だった頃
長渕は長渕でありながら
ナンバー893のベンツに乗った英二さんでした。
「長渕剛、好きなんですか？」
と聞かれれば
その昔、横浜アリーナで
「機嫌なおーしてツヨシー！」
と叫んだりもしましたが
好きです、好きです。と心からは言えず
「オレが好きなのは小川英二 さんです。」
とキッパリ答えてきました。
誰にも靡かない一本独鈷なところや
筋道を優先するところ
世間に対して不器用なところ
何より弱者への優しさが大好きでした。
もちろんあのヨタ蹴りもずいぶん真似しました。
今では（加齢による足腰の弱りから）
ナチュラルにヨタ蹴りが出来るようになりました。
（いい大人なのでもうしませんけど。）
そんな英二さんが長渕剛の時
鹿児島に帰ると顔を出すという
ラーメン屋さんに連れて来てもらいました。
店内には長渕さんの写真がいっぱい貼ってあります。
他では味わったことのない
スープにほんのり感じるその甘味
今でも舌に記憶されています。
親父さん
旅の記念に一言話し掛けたかったのですが
言える筈もなく厨房に目をやると
英二さん
妹のあずささんは
やはり鹿児島にいらっしゃいました。
賄いで
餃子ライスを
召し上がってらっしゃいました。
恋に焦がれて鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす
あのドラマで親父さんが言ってたセリフ。
俺にもようやくその意味、重みがわかるようになりました。
やがて親父さんの店にも
新しいビルが建つんですかね？
あ、もうビルの下か。
英二さん、まだパンツにウンコ付けてますか？ボクは未だに鰹節ごはんが好きです。
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店名 海乃屋
住所 鹿児島県鹿児島市小松原2-34-18
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