我々東京ホルモンズは、ホルモンの鮮度を追及し続ける
B食家集団である。
今日はホルモンズの聖地、東十条「埼玉屋」について語ろう。
埼玉屋はモツ焼き屋のカテゴリに属する。
コの字型のカウンターの心臓部に、社長(大将)が陣取り
客の希望は伺わず、自分の思うがままに串を焼き、客の皿に
優秀なモツ焼きをポンポン出し続ける。
雰囲気、鮮度、パフォーマンス、共に高得点を維持する優良店である。
まずは、気になる並び具合。
平日でも20~40分は並ぶ事を覚悟した方が良い。
我々が出陣する際はいつも平日の5:30頃に店につき列に加わる。
運が良い日は15分程度、最高でも50分程度列に加わる必要がある。
丸イスを提供してくれると事が良心的である。
列が長くなりすぎた際は注意が必要。隣の民家前には決して陣取ってはならぬ。
入店後はまずドリンクを注文しよう。オススメはレモンハイ。客の九割はこれを注文し続ける。
焼酎をシャーベット状にし、氷は入れずに炭酸とレモンが入る。
我がホルモンズのメンバーに、20年以上ウーロンハイしか飲まなかった者がいるが
このレモンハイに出会ってからは、家でもレモンハイを飲んでいるらしい。
もちろん、ビールやワイン、日本酒もあり、珍しいのは「生ホッピー」があることである。
この生ホッピーは一度試してみる価値、大有りである。
さてモツ焼きであるが、基本、社長のペースで焼かれていく。
初めての方は、全てお任せすることをお薦めする。
まずはアブラ。リブロースの串焼きである。
所長から「焼く?」と聞かれるので、こだわりがなければ首を横に振ってほしい。
すると、串をチャポンとタレ壺につけ、皿に運ばれる。
コレのファンは間違いなく多いはず。
社長の口から「今まで味わったことのない世界が始まりますよ」と出れば
こちらも盛り上がることは間違いない。
かしら、タン、レバー、シロ、サルサソースの掛かった鳥、ガーリックバターの乗ったチレなど
次から次へとテンポよく芸術的な串が振舞われる。
サイドメニューにも少し触れておくが、入店後「やさいは?」と聞かれたら「ハイ」と言おう。
サラダを串の合間に頂くのがこの店のしきたりの様なものである。
ここでまた注意点。このサラダ。少しずつ食さないと注意される。
あくまで口直し的存在の為、さっさと食べてしまうと怒られる可能性がある。
これも社長のこだわり故のしきたりだろう。
牛の煮込みや、ベーコン焼き、タン刺しや牛刺しなどもびみである。
基本、この店にはまずいものが一つもない。
そして運がいいと、締めくくりにウズラの卵にありつける。
炭をおとして、その煙で燻す為、閉店間際でないと頂けない。
もちろん「ウズラください」とも言えない。社長がウズラを取りだしたら
チラチラみてアピールしよう。
最初は抵抗がある店の雰囲気だが、いざ中に入ってしまうと、店主やその家族の
てんやわんや加減が心地よくなってくる。
我がホルモンズのメンバーが、二日連続で訪れたりもする名店中の名店である。
ちなみに私の好物は、シロ。最初は塩で頂き、一通り焼かれ終わった後に
シロのタレを頂く。上級なシロの串に一から二、「てっぽう」と呼ばれる部位が
入っており、タレとのマッチングがたまらん。オススメよ。
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店名…埼玉屋
住所…東京都北区東十条2-5-12
交通手段…十条駅より徒歩3分
営業時間…[月~金] 16:00~21:30 [土] 16:00~18:00
定休日…日曜・祝日
予約…予約不可
カード…不可
個室…無
駐車場…無
禁煙・喫煙…分煙
食べログ http://r.tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13003792/
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