東武8000系 8150F編成 その4 | 東京のアライグマのブログ

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今まで撮影した写真を紹介しつつコメントを入れています

東武野田線は2024年度から5両編成の新型車両が導入決定、こちらで話題にしました東武博物館所有の8111Fが2023年11月1日から営業運転開始といろいろ話題がありますが、8111Fの営業運転開始と引き換えに11月7日に廃車回送されてしまった8150F編成の様子で春日部駅構内に佇む姿の続きです。

 

2023年10月11日、春日部駅近くにある線路沿いの道路から撮影した春日部駅構内にある留置線に佇む8150F編成。

柏寄り先頭車クハ8150を撮影。

 

柏寄り先頭車クハ8150とモハ8250を撮影。

最後の活躍を続けていた8150F編成ですが、この時は天気もよく本当にごく普通の穏やかな光景でした。

 

角度を変えてクハ8150とモハ8250を撮影。

2023年10月時点で1969年に製造された8150F編成は54年も現役と8000系の中でも最古参の編成で人気もあったそうですが、この時撮影していたのは私だけでした。

 

柏寄り先頭車クハ8150をさらにアップで撮影。

この日の8150F編成は8:58発柏発 区間急行 大宮行きの運用の後、大宮駅で折り返し普通 春日部行きの運用後まもなく春日部駅構内の留置線に引き上げ次の運用(普通 大宮行き)に向けて待機中でした。

 

角度を変えて撮影。

2023年10月時点で東武野田線に在籍している8000系は16編成、他にも10030型9編成に60000系が18編成と東武野田線には全部で43編成が在籍。

8150F編成は43本中の1本で次はいつ会えるかわからないので色んな角度で撮影しました。

 

柏寄り先頭車クハ8150とモハ8250も角度を変えて撮影。

8150F編成は1969年製と2023年10月時点で東武8000系でも現役最古参の編成でしたが他にも非冷房→冷房化工事実施車に最後の「中間化改造車を組み込んだ編成」という特徴がありました。

(もっともこの特徴に気がついたのは引退後でした…。ちなみに8000系で新製時から冷房を搭載した最初の編成は1972年製の8156F・8157F・8158F編成ですが2023年10月時点で8158F編成が野田線で現役…。)

 

柏寄り先頭車クハ8150も再度角度を変えて撮影。

8150F編成は先ほど、中間化改造車を組み込んだ編成と記載しましたがその車両は大宮寄り先頭車の8450号の隣に連結された8750号と8850号で元は8650号に8550号の2両編成で、8150F編成は更新前の東武東上線時代は4両編成だったのを東武野田線に転属後の1995年10月3日付の修繕工事時に中間車化した8550Fを挟み6両化したといういきさつがありました。

 

モハ8250も単体で撮影。

なお、今回紹介した写真には全て後ろにはクレーンが見えますが、これは春日部駅では高架化工事が実施されており、その工事に使用されていました。

春日部駅の高架化工事は2031年に完成とのことですが…8150F編成が休んでいる留置線は高架化でも残るのか?運用変更で廃止?
いずれにせよ線路沿いの道路から留置線で休んでいる車両を撮影することも過去の物になることが確定していますね。
 

この後、大宮寄り先頭車の8450号側から撮影するため移動しました。

 

(今まで紹介した8000系 8150F編成はその1その2その3(スペーシアとの遭遇)、2023年10月時点で他の幕車編成(8159F編成・8163F編成)と共に紹介したのはこちら、東武東上線所属時代、何回となく顔合わせし最後の最後、北館林車両解体場でまた顔合わせていた9101F編成と合わせて紹介はこちらです。)