後期S40クラウン スタンダード その1 | 東京のアライグマのブログ

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今まで撮影した写真を紹介しつつコメントを入れています

今までに2代目S40クラウンは前期デラックス(全面グリルの大きさが異なるマイナーチェンジ前後共に紹介)及び後期デラックス(映画「007は二度死ぬ」で大里化学工業の殺し屋がボンドカー追跡シーンで使用と同一タイプ)を紹介してきましたが、今回1965年のマイナーチェンジ後に該当する後期S40クラウン スタンダードを撮影していましたので紹介します。

 

2014年11月23日に青海臨時駐車場で開催された2014年お台場旧車天国にて撮影した後期S40クラウン。

S40系クラウンですが、1965年7月以降のマイナーチェンジでは今までバンパー上に設置されたウィンカーがバンパー内に組み込まれたのが特徴。

 

運転席側から撮影。

後期S40クラウンでも映画「007は二度死ぬ」で大里化学工業の殺し屋がボンドカー追跡シーンで使用タイプ(デラックスグレード)とグリルの形状が違うなと思いながら見ていました。

 

その後ボンネットが開けられました。

よく見るとタイヤのキャップがハーフキャップでした。

 

ボンネットが開かれたのでエンジンを撮影。

後期S40クラウンは従来の4気筒3Rエンジンに加え6気筒OHCのM型エンジン搭載するため前期型と比べてフロント部が僅かに延長されていますがこの車のエンジンは4気筒3Rエンジンを搭載でした。

 

エンジンを角度を変えて撮影。

以前紹介した後期デラックスは6気筒OHCと記載されたシールが貼られてたので「MS40」でしたがこの車は4気筒3Rエンジン搭載なので、「RS40」ということになります。

 

最後に後ろ側から撮影した写真を。

テールライトも赤一色の丸形テールランプから、角形で横長のコンビネーションランプへの変更などが行われ、ウィンカーの色も赤から橙に変更された。

後期デラックスと比較するとスタンダードは全面グリルの形状違いに加え、リアガーニッシュにモールが付いてなく窓枠のメッキモールも無しと、装飾がシンプルです。

スタンダードは332セドリック スタンダードでも記載しましたが購入先がタクシー、教習車、役所等の公用車がメインだったので現存車が少なく、S40クラウンのスタンダードは今回紹介した写真の車以外にはドラマ「浦安鉄筋家族」に劇用車として登場した元個人タクシーの車体ぐらいではないかと思います。

元個人タクシーの車体も撮影したので後日紹介します。