先程、後期S40クラウンを紹介しましたが前期S40クラウンの写真もありますので紹介します。
S40系クラウンの前期型はウィンカーがバンパー上に設置されたのが後期型との違いですが、1963年9月にマイナーチェンジされており1962年10月～1963年8月までのモデルと1963年9月～1965年6月までのモデルでは若干外観に違いがあります。
2015年11月22日に青海臨時駐車場で開催された2015年お台場旧車天国にて撮影した前期S40クラウン。グレードはデラックス。
この前期S40系クラウンは前期型でもさらに初期タイプの1962年10月～1963年8月までのモデル。
2015年のお台場旧車天国は前期・後期のS40クラウン デラックスグレードがそろっていました。(フォグランプ付きまで同じです)
2016年2月21日にパシフィコ横浜展示ホールで開催された2016年ノスタルジックツーデイズにて撮影したS40クラウン。こちらもグレードはデラックス。
こちらの前期S40系クラウンは1963年9月にマイナーチェンジ後のモデルで、よく見ると2015年お台場旧車天国で撮影した前期S40クラウンとグリルの形状に違いが…
前期型の初期タイプはグリルの下端が楕円に対し、1963年9月のマイナーチェンジでグリルが大型化されたことで下端が幅が広がりカマボコ型のような形状に変更されてます。
S40系クラウンも調べるとなかなか奥深いですね…。
ちなみに太陽にほえろ第104話「葬送曲」の序盤、松田優作さんが演じるジーパンの目の前で顔見知りの老警官が車から撃たれ追跡するのに使用した車が前期S40クラウンのマイナーチェンジ版(スタンダード、恐らく元タクシー仕様)でした。
最後は運転を誤って横転しました。
(追記)
その後、1963年式トヨペットクラウンデラックス（RS41）をお持ちのmay1963toyopetさんと「007は二度死ぬ」でS40クラウンが東京湾にドボンの話をした中で東京湾にドボンされたのは1965年7月以降の後期型(デラックス)ではなく、1963年式のRS40型ということでした…。
ドボンの時は1965年7月以降の後期型から前期型の1963年式のRS40型にすり替えたようです。