The Darkest Place
Phillip Margolin
あらすじ
Robin Lockwood は、ポートランドのコミュニティで弁護人としてますます注目を集めている。Yale大学を卒業し、元MMAファイターでもある彼女は、革新的なディフェンス戦略を次々と成功させていることで知られるようになっている。判事の頼みで、Robinは非難されるべき罪で起訴された非難されるべき被告人の弁護を無償で引き受ける。しかし、彼女が知らないこと、つまり知りえないことは、このたった1つの決断、たった1つの事件が、彼女の人生と計画に壊滅的な打撃を与えるということだ。
その結果から立ち直る為にRobinは家族の住む故郷の小さな町エルク・グローブに帰る。彼女が回復を試みる中、ユニークな法的難題が立ちはだかる。代理出産をしたMarjorie Lomanが、別のカップルのために身ごもった赤ん坊を誘拐し、その過程でそのカップルに暴行を加えたとして告発されたのだ。彼女がこれらの行為を犯したことは間違いないが、それは犯罪の有罪とは違う。Robinは依頼人を弁護するうちに、Marjorieが偽名であること、さらに別の重罪で逮捕状が出ていることを知る。そして、その真実に埋もれ、またしても予期せぬ致命的な結末が待っているかもしれない。
グッときたポイント
シリーズ5作目。
法廷とミステリーが程よくブレンドされてて読み応えがあります。
冒頭で心痛む事件が発生し、それにより主人公に感情移入もしやすかった気がします。
“揺さぶられ症候群”(
)について調べてみたりもしました。蒙古斑が虐待と疑われたりというのも身近に感じられました。
結末的には驚く感じではありませんが、人物描写、プロットはフォローしやすく読むスピードは止まりませんでした。
こんな人におすすめ
ミステリー好き 法廷好き