【経営原則】 帝国戦略とゲリラ戦略 ランチェスター戦略がよくわからない人にも | 集客や経営の悩みスッキリ解決!銀座で経営塾(歩いて5分)

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個人事業主様、中小企業経営者様向けに、経営勉強会、特別講師を招いた講演会『東京戦略社長大学』を開催しております。竹田陽一先生のランチェスター代理店です。

おはようございます!


西村です!

 

 

昨日、感激したことが有って長く書いてしまいましたが

簡単に言うと

 

 

強者の戦略=帝国戦略

弱者の戦略=ゲリラ戦略です。

 

 

中小企業や小さな会社、お店が『帝国戦略』をやると

どうなるか?わかりますよね!

 

 

詳しく読みたい方は、下をご覧ください。

 

 

西村謙二



◆昨日、日経BP社より栢野克己さんの新刊「小さな会社の
稼ぐ技術」が届きました。
 

 

 

 

この本の表紙をめくった時にビビビッと電気が走りました!


(と言って、この本をここで勧めるわけではありません)


このように書かれていました。
「…実際の戦争でも、大国がゲリラ戦で打ち負かさせる時代だ。…


●この『ゲリラ』という言葉に、ビビビッときたのです!


そう『ゲリラ戦略』なんです。
と言うのは、ずっと『弱者の戦略』以外のネーミングを探してきました。


いい名前が見つかりません。


『弱者の戦略』が悪いわけではありませんが、この言葉で
日本は救えません。


●大げさかもしれませんが、ネーミングは大事です。


今『弱者の戦略』が必要なのは日本の大手企業です。


時間上がりのGDPがたった39ドルに対して、米国62ドル
おまけに賃金も1995年に比べ、87%になっています!


(これ物価の増減を加味した実質賃金でです)


アメリカでは、その間180.8%、ユーロ圏では149.3%も

上がっているにも大して日本は下がっています。

 

 

●これは戦略の問題です。

 

 

(当然、それ以外の政治的な問題もありますが)

 

 

日本の大手企業にも『弱者の戦略』が必要です。

彼らが儲からないと内需が増えないからです。


しかし、日本の大手企業の戦略を考えるエリートは

『弱者の戦略』を受け入れません。

 

 

●『弱者』=敗者、弱い者のイメージがつきまとうからです。

 

 

東大京大出身企業のエリートは、受け入れないでしょう。


当然、彼らがそれを自覚することは大事です。

企業として劣勢の状態にあるからです。

 

 

●そんなことでずっと『弱者の戦略』に代わる物を考えていました。

 

 

それで、栢野さんの本を見た時に「ビビビッ」ときたのです。

 

 

ここで、もう一つ大事なことがあります。

 

 

それは、

 強者の戦略=大手企業の戦略

 弱者の戦略=中小企業や小さな会社やお店の戦略

と取られていることです。

 

 

これは間違いです。

 

 

大手でも弱者の戦略を取らないといけない会社もありますし

中小でも強者的な戦略を取る必要があります。

 

 

●ここで、誤解が生まれます。

 

 

おまけにヤッカイなことに一人でやっている個人事業主の人でも

自分は強者と思って、それを実践してしまうことです。

 

 

強者と思ってやるというのは、言い過ぎかもしれませんが。。。

 

 

でも、強者の戦略はカッコいいですからね!(笑)

楽して儲かるイメージがあります!

 

 

そして、知らず知らずやってしまって『経営の軸』がブレるわけです。

 

 

●それで考えたのが『ゲリラ戦略と帝国戦略』です。

 

 

これは、ベトナム戦争を思い出していただけるとイメージしやすいと

思います。

 

 

あの大国アメリカが全勢力を尽くしても勝てなかった!

 

 

19才の時に見た『サイゴン陥没』の新聞は本当に衝撃でした。

ベトナムの農民が大国アメリカに屈しなかったわけです。

 

 

●弱者の戦略は『ゲリラ戦略』です。

 

 

強者の戦略は『アメリカの帝国戦略』です。

大量の物資と武器で資本をかけて戦うわけです。

 

 

絶対中小企業や小さなお店は出来ないことです。

 

 

ここで面白いのは、大手でも『帝国戦略』を使えない会社が

あります。

 

 

これは先に書いた『大手弱者』です。

 

 

大手でも不利な状況に置かれている会社です。

このような会社は『大手ゲリラ戦略』をする必要があるわけです。

 

 

●では、この『ゲリラ戦略と帝国戦略』の違いは?

 

 

・帝国戦略

 武器 一発で多くの人を殺傷する武器です。

     (不特定多数の相手を狙う)

 

 戦場 そんな武器を使うので広い場所が必要です。

    距離も相手から離れている必要があります。

 

 物資 大量の物資と輸送する仕組みが必要です。

 

・ゲリラ戦略

 戦場 帝国戦略が使える場所に入ると圧倒的に不利

    だから、帝国軍が入ってこない場所で戦う。

    (狭い場所)

 

 武器 狭い場所で戦える武器

    特定の相手を狙う

 

 物資 特定の地域と特定の相手なので大量にはいらない。

 

 

●どうですか?中小企業や小さな会社、お店にピッタリです。

 

 

こう書くと「それでは、負けないかもしれないが勝てない!」という方も

いるでしょう。

 

 

でも、それでいいわけです。

 

 

中小企業や小さな会社、お店が大手に勝てなくていいわけです。

大手が入ってこない市場で勝てればいいわけです。

 

 

●どうですか?イメージがピッタリですよね!

 

 

帝国(大手企業)に負けない『ゲリラ戦略』で楽しい経営を

やっていきましょう!

 

 

西村謙二

 

 

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