「マリンスノー」「プランクトン」「オスとメス」「石灰岩」 | けいきちゃんのブログ

🌸マリンスノー

 

 ☆太古より海底に降り注ぐプランクトンの遺骸

光の届かない深い海の中、雪のように舞い落ちる物体
 ☆雪のような物体は、 マリンスノーと呼ばれている

 *マリンスノーの正体は、プランクトンの死骸
 ☆プランクトンの中には、さまざまなものが含まれている

 *細胞分裂をして増えていくだけで

 *1つの細胞が2つに分かれていったものだろうか?

 *元の個体が死んで、新たな個体が生まれたのだろうか?

 *元の個体は生きたまま分身したのだろうか?
 *プランクトンの「死」とは何なのだろう

 ☆単純な生き物である単細胞生物にとり「死」単純ではない
 *細胞が2つに分かれたときに、死んだ元の個体の死体が残らない
 *元の個体と同じ単細胞生物が2つになるだけ

 *死んだ個体が残らないのでそこに「死」はないことになる

 ☆コピーを繰り返して増えていく単純な生物

 *生物学的な定義での「死」はない


⛳生命が地球に誕生したのは、38億年ほど前

 ☆すべての生命が単細胞生物であったこの時代

 *生物に「死」は存在しなかった
 ☆生物に「死」が訪れるようになったのは

 *10億年ほど前ではないかと考えられている

 ☆長い間、生物に死はなかった

 *「死」は、38億年に及ぶ生命の歴史の中で

 *生物自身が作り出した偉大な発明なのである
 ☆一つの生命がコピーをして増えていくだけであれば

 *新しいものを作り出すことはできないしコピーミスし劣化も起こる

 ☆生物はコピーをするのではなく

 * 一度、壊して、新しく作り直すというスクラップアンドビルドする

 *生命は元の個体から遺伝情報を持ち寄って

 *新しいものを作る方法を編み出した(オスとメスという性)

 

オスとメスという仕組みを生み出した結果

 ☆生物は「死」というシステムを作り出した
 ☆比較的複雑な構造を持つ単細胞生物であるゾウリムシ

 *オスとメスという明確な「性」はないが

 *二つの個体が接合して遺伝子を交換し、新たな二体の個体となる
 *二体のゾウリムシが接合して、新たな二体のゾウリムシとなるが

 *こうして生まれ変わったゾウリムシは、元のゾウリムシと違う個体

 *これは新たなゾウリムシを作り上げて、元の個体は死んでしまった

 ☆生命は「死」と「再生」という仕組みを創り出した
 *単細胞生物は死なない、それは寿命がないというだけの話


⛳単細胞生物も永遠に生き続けるわけではない

 ☆分身したコピーの中には生きながらえるものもあるが

 *単純な構造の単細胞生物は、水質や水温の変化で死んでしまう

 *こうした単細胞生物の死骸が、海の底へと降り積もってゆくのである
 ☆長い長い地球の歴史の中で、 マリンスノーは降り続けた
 *小さなプランクトンの死骸は、堆積しついには岩となった
 ☆石灰岩も有孔虫という小さなプランクトンの殻が堆積してできたもの

 *小さなプランクトンたちの遺骸が、地球の大地を創り上げていった

 *岩石を作るために、どれだけの生命が生まれ、消えていったのか

 *誰に見られることもなく

 *暗い海の底へとマリンスノーは積もってゆく
 *生命はこうやって、38億年も続いてきたのだ

                      (敬称略)

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⛳出典、『生き物の死にざま』

 

 

 

 

「マリンスノー」「プランクトン」「オスとメス」「石灰岩」

((ネットより画像引用)