🌸生物は、なぜ生きているのか４
☆私たちはなぜ生きているのか？
☆増えて遺伝する物質が地球上で生まれたから
⛳自己複製ロボットの進化
☆ロボットは、巨大な工場にたくさん配備されている
☆命令はただ１つ「とにかく自分と同じものをつくれ」で
＊ロボットたちは自分の身体をよく観察して
＊自分と同じものを作ることによってどんどん増えていく
＊まれに間違えた部品がうよく働いて
＊もっと速く動けたり、もっと細かい作業ができるものが現れる
☆ロボットの性能に多様性が生まれ
＊そのなかで一番自分を速く増やすものがどんどん増えていく
＊自然選択が起こるはず
⛳ロボットへの命令もロボットが変えられるように設定しておく
☆命令にも多様性が生まれる
＊どんどん子孫を残すことに有利な命令をもつロボットが増える
＊この命令が増えるために効果的であればあるほど
＊もう書き換えられないようになっていくはず
☆生物のもつ本能のようにすべての子孫のロボットに定着する
＊ロボットは思考能力も獲得することでしょう
☆ロボットがなにかしらの思考能力を獲得し
＊「増えろ」という命令に従って臨機応変な行動をとれるようになる
＊そのロボットは意思を持たないロボットよりも
＊有利に増えることができるから
☆意思をもったロボットは、きっと増えるために
＊いろいろなことを考えて実行に移すでしょう
☆万能ロボットは、達成可能なことで
＊増えることに有利な性質、生まれる可能性がある
⛳ロボットには最初は何の意思もなかった
☆ロボットたちの進化、増えることにともなう物理現象
＊その能力の結果、どんどん増えて、どんどん変わっていく
＊生物界に見られるような一次生産者、捕食者、社会性といった
＊生命現象を起こす
☆以上で述べたロボットには
＊最初に「とにかく増えろ」という命令が与えられていた
＊実はこの命令も必要ではありません
＊全くランダムな命令を与えていたとしても
＊中には「自分と同じものをつくれ」との命令を持つロボットが現れる
＊そのようなロボットが１台でも出現すればどんどん増えていって
☆これがまさに生命誕生前に起きたことだと想像される
⛳地球の歴史上で一度しか起きていない現象
☆生命誕生前の原始地球において、何の命令も持たず
＊増えて遺伝する能力だけを持った物質が出現した
＊ひとたびそのような物質が出現しただけで
＊ロボットのように様々な能力を生み出し
＊私たちが現在目にする生物へと進化したと想像される
☆最初の物質はＲＮＡでも別の物質でも構いません
＊増えて遺伝する能力を持つ物質がひとたび出現すると
＊同じような進化現象が起きる
☆生命の誕生は増える性質が引き起こす物理現象です
＊この物理現象は、地球上で一度しか起きていない現象です
＊「増えて遺伝する」のが条件として厳しいからです
＊増えることは炎のようにときどき観察される
＊遺伝のしくみはきわめて起きにくい
⛳「私たちはなぜ生きているのか」の質問に対する答
☆「増えて遺伝する物質が地球上で生まれたから」からです
＊結果、もっと増えたいという本能をもった生物がうまれ
＊増えたいという本能を強化していったから
＊この答えはすべての生物に当てはまりまる
＊人間以外多くの生物は生きることに悩んでいるように見えない
☆私たち人間はなぜ悩みながら生きているのか？
＊ひとたび増えるものが現れる、死ににくくなるように進化していく
＊増えやすくなる方法には制限がない
＊結果、頑強で絶減させることは極めて困難な存在になる
☆筆者の私見ですが
＊たぶんもう生物を宇宙から根絶することは、不可能です
＊地球上にはほぼどんな場所にも生物がいる
＊成層圏から深海、地中奥深くまで
＊こんなに丈夫で大量に存在する生物
＊絶減させることができない
☆生物の増えるという性質のおかげで
＊惑星や宇宙が減びても存在し続ける可能性が有る
＊増えるという性質は
＊世界を一変させるような恐ろしい性質です
（敬称略）
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⛳出典、『増えるものたちの進化生物』
「ロボットの増殖」「増殖と遺伝」「炎と生命」
（ネットより画像引用）