「人類の進化」「サクラマス」「ハサミムシ」 | けいきちゃんのブログ

🌸人は、なぜ生きているのか1

私たちは何のために生きているのか
 ☆誰もが一度は「なんで生きている」と思ったことがあるでしょう

 *筆者も、学生のころはいつもそんなことを考えていました

 *年齢を重ね、仕事をしたり、家庭を持ったりすると

 *次第にそんなことを考えることはなくなってきた

 *そんな事考えるの、後回しにされてしまいます

 ☆少なくとも今死んでしまいたいわけではないし

 *生きていたほうがときどき楽しいこともあるので

 *とりあえず明日も今日と同じように生きていこうと思ってしまう
 ☆何十年も生きていると

 *なぜ生きているのかはよくわからないけれど

 *今までとりあえず生きていて問題がなかったので

 *今まで通り生きていればよいだろうと思ってしまう

 ☆仕事が空いてやることがなくなったときには

 *「あれ、なんで生きているんだっけ?」と思い出すことがあっても

 *自分の中にはっきりした答えがないことに気が付いて

 *生きていてもいいものかと不安になったりもする

 

「なぜ生きるのか?」といった疑問

 ☆人間が知能を持って以来、繰り返し問われてきた問題

 ☆宗教が答えを与えてくれたのかもしれません

 *私たち人間が生きているのは

 *「神の思し召し」「幸せになるため」とか思う人もいるでしょう
 ☆熱心な信者でもない筆者やたぶんほとんどの人

 *そのまま信じるのはなかなか難しいものがある

 *その理論、根拠少なく、過去の偉い人がそう言っていたからで

 *信じることは筆者には難しく思えます
 *また現代の科学的な知識との整合性もとれていない

 ☆脳で幸せを感じるしくみは

 *幸福感をつかさどるニューロンに信号が伝わるから

 *ニューロンは、頻繁に信号が送られると

 *どんどん鈍感になる性質がある

 *最初は幸せであってもすぐに慣れてしまって

 *幸せを感じるのは、次はもっと強い刺激が必要になってくる

 *人間は持続的に幸せになれないような設計になっている

 ☆こんな設計の人間の生きる目的

 *「幸せになるため」というのはなかなか酷なことのように思える
 ☆筆者は、「なぜ生きるのか?」という疑問

 *科学的な答えを見つけることができるように思う

 *本書ではそれを目指してみたいと思います

⛳祖先へさかのぼる「望み」の連鎖
 ☆「なぜ生きているのか?」という疑問は抽象的過ぎて

 *すぐに答えを出すことは難しいのです
 ☆生きている直接の理由は何でしょうか?答えは単純

 *「私たちの親が子を残すことを望んだから」

 *その親が生まれて子をつくるまでになれたのは

 *さらにその親が望んだからにほかなりません

 *私たちが生まれた理由はどんどん過去へとさかのぼっていきます
 ☆私たち人類の祖先はアフリカに住んでいた

 *その時代の人類も子を残したいと思い、それに成功した

 ☆人類の祖先はネズミのような小型のほ乳類でした

 *ほ乳類も子を残そうとして、それに成功したから、私たちが存在する
 ☆さかのぼると、38億年前の最初の生命誕生までつながる

 *私たちの祖先となる生物のすべてが

 *子を残そうとしてそれに成功したことです

 ☆すべての生物が子孫を残すことに最大限の努力をしてきた

 

子どもを残すのに文字通り命をかける生物もいる

 ☆サクラマスの卵の誕生も命をかけている

 ☆ハサミムシは、サクラマス以上にもっと壮絶

 *冬から春にかけて石の下で卵を産む

 *卵が孵化するまで卵のそばにいて、カビが生えないように世話をする
 *春に卵が孵って幼虫が生まれると、自分の体を幼虫に食べさせる

 *母親はじっと子どもに食べられるがままで、そのうち死んでしまう

 ☆生物の振る舞いを見ていると、何としても

 *子孫を残してやろうとする恐ろしいほどの強い意志を感じる

 ☆多くの生物には人間のような脳はなく人間の意思とは違う

 *「本能」と呼んだ方が良いかもしれません

 ☆ほとんどすべての生物はこの本能に忠実

 *子を残す欲求には自制が効かない

 *多くの生物は増殖する環境が整えば限界まで増える

 *餌が足りなくなったり、ウイルスにやられたりして再び減少する
 ☆人間も例外ではありません

 *過去100年間で地球上の人間の数、約16億人ほどから

 *約80億人へと約5倍に増えている

 *化学肥料が開発されて食料生産量が上昇したから

 *そして今や人口が増加しすぎて食料不足が危惧されている

 ☆知能が高いとされる人間であっても生殖に自制が働かず

 *食料が許す限界まで増えてしまう

 ☆私たち生物は、生き残り、繁殖することに必死です

 *手段も選ばず、大きな問題を引き起こすこともいとわない

 *私たちの祖先となる最初の生命が

 *増える能力を持ったことへの、必然的な結果です

 *増えるという能力は、生物にとっては当たり前の能力です

 *生物以外ではちょっと他に例がないくらい珍しく、恐ろしい能力です

                       (敬称略)

⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載

⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介

 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します

⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います

⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で

⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください

⛳出典、『増えるものたちの進化生物』

 

 

 

 

「人類の進化」「サクラマス」「ハサミムシ」

(ネットより画像引用)