🌸戦国時代の英雄と剛毅な妻たち２
『要旨』
☆女性の美に要求された、なだらかなボディライン
＊江戸時代の美人は和服が似合うことが重要だった
＊胸の豊かな人「鳩胸」と呼ばれ、良いものとはされなかった
☆当時のお姫様が、裸体を見られても恥ずかしがらない
＊高貴な家のお姫様は子どもの頃から自分で着替える習慣がなかった
＊お付きの人に着せ替え人形のように着替えさせられるのが当たり前
＊当時の高貴な人々にとり、子どもを作り、家をつなぐこと
＊非常に大切な仕事で、男女の性交も恥ずかしがらない
＊将軍たちは大奥の女性たちと一夜を共にするときは
＊必ず他の女性がその寝所に侍り、性交の様子をチェツクしていた
☆秋田県に美人が多いのは、徳川家への佐竹家の仕返し説
＊佐竹家、豊臣秀吉の家来になり常陸水戸で５４万石の大名になる
＊関ヶ原の戦い後、佐竹家はお家取りつぶしにこそならなかったものの
＊領地を半分に減らされ、秋田の地へと転封された
＊佐竹家は、徳川家に何か意趣返しができないかと考え
＊佐竹は、常陸国にいる美女をみんな集めた
＊美女たちを秋田へと連れて行き、現地に住まわせた
＊結果、秋田は美人の産地となり、茨木に美人が少なくなった仮説
「寸胴体型」「裸体・性交」「秋田美人」「茨木不美人」
（ネットより画像引用）
⛳女性の美の要求された、なだらかなボディライン
☆顔の造り以外、体型に対する美意識も当時の感覚は違っていた
＊江戸時代の美人は和服が似合うことが重要だった
＊女性は腰回りにさらしをぐるぐると巻きくびれ部分を膨らませた
＊胸をっぶし、できるだけ寸胴体型にする必要があった
＊胸の豊かな人「鳩胸」と呼ばれ、良いものとはされなかった
＊胸も尻もボリューム感がなく、ボディラインがなだらかなのが
＊スタイルがよいとされていた
☆複数の男性が同時に一人の女性の体の部位を責める春画もあるが
＊女性の唇にキスをしたり、交わったりという描写はあるものの
＊誰一人として胸は触っていない
＊又胸は他人に見せてもさほど恥ずかしいものではなかった
⛳当時のお姫様が、裸体を見られても恥ずかしがらない
☆身体的な羞恥心も、現代とは感覚が違った部分も多い
＊お姫様は、自分の裸体が他人に見られても恥ずかしがりません
＊高貴な家のお姫様は子どもの頃から自分で着替える習慣がなかった
＊お付きの人に着せ替え人形のように着替えさせられるのが当たり前
＊小さい頃から人前で裸になることには慣れている
＊裸が恥ずかしいという感覚は現代人よりも希薄だった
☆現代では、あけっぴろげに性について語ることは少ないが
☆当時の高貴な人々にとり、子どもを作り、家をつなぐこと
＊非常に大切な仕事で、男女の性交も恥ずかしがらない
☆江戸時代の徳川将軍レベルは、子づくりが一番大切な仕事
＊将軍たちは大奥の女性たちと一夜を共にするときは
＊必ず他の女性がその寝所に侍り、性交の様子をチェツクしていた
＊夜伽の相手をする女性が将軍に無茶なお願い事をしないかどうか
＊監視する意味合いも大きかった
☆私たちの感覚では、肌をパートナー以外の人に見せた上に
＊性行為の様子をつぶさに監視されるのは、恥ずかしいことですが
＊当時の人々はあまり気にしていなかった可能性も高い
⛳秋田県に美人が多いのは、徳川家への佐竹家の仕返し説
☆秋田県は、「秋田美人」として有名
☆秋田に美人が多い面白い仮説「佐竹家の仕返し説」
☆佐竹家
＊八幡太郎義家の源氏のスターの弟をルーツに持つ武家のひとつ
＊現存する武士の家では一番古いとも言われる由緒ある家
＊平安時代中盤、義家の活躍によって
＊源氏は、武家の棟梁としての地位を固めることがでた
＊八幡太郎義家の弟である新羅三郎義光から連なり
＊源頼朝と同じ清和源氏の一族として知られる佐竹家
☆武田信玄などの武田家も、新羅三郎義光から派生した家です
＊武田家は将軍になってもおかしくない高貴な血筋を持っている
＊残念ながら織田信長によって、信勝の代で減びてしまう
☆佐竹はその後も生き残り、常陸国で強い勢力を持つ
＊戦国時代には勢力が南下して水戸周辺を治めるようになる
＊佐竹家、豊臣秀吉の家来になり常陸水戸で５４万石の大名になる
☆ 長年にわたって常陸国の殿様として知られてきた佐竹家
＊関ヶ原の戦いで、東軍につくか西軍につくか、意思を表明しなかった
☆徳川家康は、佐竹家の対処かなり悩んだ
＊佐竹家はお家取りつぶしにこそならなかったものの
＊領地を半分に減らされ、秋田の地へと転封された
＊徳川が将軍になった以上、文句を言うこともできない
☆徳川家に何か意趣返しができないかと佐竹家は考え
＊佐竹は、常陸国にいる美女をみんな集めた
＊美女たちを秋田へと連れて行き、現地に住まわせた
＊結果、秋田は美人の産地となり、茨木に美人が少なくなったとの逸話
（敬称略）
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⛳出典、『愛憎の日本史』