🌸睡眠障害と不眠症
☆不眠症は、日中の活動に支障をきたすだけでなく
☆うつ病や動脈硬化、糖尿病などの発症リスクが高まる
⛳理想の睡眠時間
☆6~8時間が目安
*一人一人の体質や生活内容で大きく異なる
*自然に眠れて、日中眠くて困ることがない程度の時間が目安
☆高齢者、睡眠時間が短く、寝床に入っている時間は長くなる
*"長い間布団に入って眠れない"と悩むことも不眠につながる
*自然に眠くなる時間に寝床に入ることが大切
☆不眠が長引くと、日中にも眠気やけん怠感などの心身の不調が現れる
*仕事や家事に支障が出るようになる
*慢性化した不眠が3か月以上続くと、不眠症と診断される
⛳自分でできる不眠症改善「認知行動療法」
①寝床にしがみつかない
*眠くなるまで寝床に入らない
*眠れないままに寝床で過ごさない
*"寝床は眠れる場所"だということを体に条件づけする
②睡眠効率アップ
*不眠症の人は、寝床にいても眠っていない時間が長く、睡眠効率が低い
*85~90%に上げていくことを目指す
③リラックス
*寝る前や夜中、目覚めたときに、簡単な体操を行い筋弛緩法を実行する
*単に筋肉をほぐすだけでなく、副交感神経の働きでリラックス出来る
*脈拍が遅くなったりなど、全身に影響を与えることができる
⛳寝つきの悪さと解消法4か条
①朝は、太陽の光で「体内時計」を整える
➁日中は活動的に
③夜はリラックスする「移行期」が必要
④休日も朝はいったん起きて 昼寝を活用(30分~1時間位)
⛳高齢者の不眠 特徴と対策
☆高齢者の不眠の特徴
*高齢者は、健康な人でも深いレベルの眠りが少ない
*途中で目覚める回数が増える、自然な加齢変化である
*日中も元気で過ごすことができれば心配ない
*日中の体調不良が3か月以上続けば、不眠症の治療が必要
☆高齢者の不眠の対策
①朝の光を避ける
➁睡眠にメリハリをつける
③眠くなるまで寝床に入らない
⛳睡眠と関係のある病気
☆高血圧、脳卒中などを招く睡眠時無呼吸症
*睡眠中に無呼吸が繰り返し起こる病気です
*いびきや、日中の強い眠気などのがサイン
*心不全の約3割に中枢性睡眠時無呼吸
☆脚に不快を感じて眠れなくなる!むずむず脚症候群
*脚がムズムズするといった脚の不快感
☆ナルコレプシーは過眠症の一種
*日中に突然、強烈な眠気に襲われるのが特徴
睡眠障害と不眠症(1)
(NHK睡眠障害と不眠症記事より画像引用)