「株主の若返り」「単元株制度撤廃」「アクティブETF」 | けいきちゃんのブログ

🌸2024年、株高の条件は整う(5)

 

『要旨』

 ☆売買意欲高まる個人投資家
 *30歳代を中心に若年層の投資意欲が高まっている

 ☆株主構成の若返りが急務
 *若年層の株主数が大きく増えながら株式保有額、あまり増えていない

 ☆単元株制度の撤廃が急務

 *米国には単元株制度などはなく、1株単位の売買ができる

 ☆関心呼ぶがアクティブETF

 

 


 

 

「株主の若返り」「単元株制度撤廃」「アクティブETF」

(『株式投資2024』記事より画像引用)


⛳売買意欲高まる個人投資家
 ☆30歳代を中心に若年層の投資意欲が高まっている

 ☆2023年の個人投資家

 *株式売買代金、初めて400兆円を超える見通しだ
 *個人株主の延べ人数(1人の株主が、5社の株式保有では5人)

 *約7千万人となった
 *個人の株式売買代金差額も買い越しとなった

 *時価ベースの株式保有金額も過去最高になった

 ☆年代別の株主数の増加率

 *20歳未満の増加率が最も大きく、次いで20歳代、80歳以上

 ☆60歳以上の株主の株式保有額

 *2015年度が全体の約67%

 *2022年度が約68%相変わらず約3分の2を占めている

株主構成の若返りが急務
 ☆若年層の株主数が大きく増えながら株式保有額、あまり増えていない

 *単元未満株(ミニ株)だけの投資にとどめている若年層が多いのだ

 *企業が同意なき買収に直面した場合

 *議決権を持たない単元未満株主は中途半端な存在だ
 ☆高齢の株主が多ければ、相続とともに売却されることも多く

 *企業が望ましいと考えている株主構成から離れていく可能性がある
 ☆1株を25株に分割したNTT

 *新しいNISA制度が導入されることも踏まえ

 *株式分割を行い、投資単位当たりの金額を引き下げることにより

 *投資しやすい環境を整え、投資家層を幅広い世代において

 *拡大することを目的としておりますと説明している

 ☆トヨタ自動車は個人株主数の増加を意図して

 *1株を5株に分割し、株価水準を引き下げた

 ☆東証が望ましい投資単位の金額の下限5万円を撤廃した

 *今後も株式分割に踏み切る企業が相次ぐ可能性がある

単元株制度の撤廃が急務
 ☆単元株制度を廃止

 *取引所で1株単位の売買ができるようになれば

 *全国のどこの証券会社を通じても1株単位の売買注文を出せる
 ☆米国には単元株制度などはなく、1株単位の売買ができる

 ☆単元株制度の廃止は上場企業の理解をえないと進められない話だが

 *若年層の間で盛り上がってきた株式投資意欲を生かすためにも

 *2024年には議論を前進させてほしい

関心呼ぶがアクティブETF
 ☆東証に、新しいタイプの金融商品アクティブETF6本が上場した

 *東証には、現在258本のETFが上場していたが

 *すべてが何らかの指標に連動するインデックス型
 ☆アクティブETFは連動する指数がない上場商品

 *海外ではすでに幅広く普及している

 *純資産残高は90兆円程度に達している

 ☆取引価格がリアルタイムで変動し

 *個別株同様、指値注文も成行注文も入れられるし、信用取引もできる
 ☆アクティブETFは総じてコストが低い

 *個別株同様、新NISAの成長投資枠で投資できる

 ☆但し、始まったばかりの商品であるので注意が必要だ
 *流動性が確保されるかどうかは、何ともいえない

                    (敬称略)
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⛳出典、『株式投資2024』記事