日銀の抱え過ぎた国債とETFのリスク | けいきちゃんのブログ

🌸植田日銀は日本を救うか(2)

 

 ☆現在の日銀、会計上は国債の価格下落でも

 *赤字心配をすることなく、国債を保有できることになっている

 ☆銀行券ルールの日銀の自主規制

 *国債の保有残高を、日銀券の発行残高の範囲内にする自主規制

 *銀行券ルールは「廃止」ではなく「停止」された状態

 ☆国債発行残高の53%を日銀が保有している

 *金利変動で、日銀保有国債の時価評価額は大きく変動する

 *自己資本を超えた含み損を抱えた場合、日銀への信認が維持できるのか
 ☆日銀の自己資本は、36兆円程度
 *10年物国債利回り、0.8%に上昇で、含み損は12兆円を超える

 ☆日銀、ETFの処分は持ち越し、塩漬けにしておく

 

 

 

 

日銀の抱え過ぎた国債とETFのリスク

(『株式投資2024』記事より画像引用)


日銀が動けない真因はどこに
 ☆欧米が本格的な金融引き締めに動いている

 *植田総裁率いる日銀の動きは動き小さい

 *日銀金融政策決定会合では金融政策の現状維持を決めた

 ☆かっての日銀には国債の買い入れを抑制するルールがあった

 ☆現在の日銀、会計上は国債の価格下落でも

 *赤字心配をすることなく、国債を保有できる

 *現在、国債の価格がいくら下がっても日銀は会計上認識する必要ない
 ☆銀行券ルールで、日銀の自主規制

 *国債の保有残高を、日銀券の発行残高の範囲内にする
 *日銀の国債買い入れに限度がないと、政府は無制限に国債を発行し

 *日銀に財政赤字を肩代わりさせることになりかねない

 ☆国債買い入れ額に歯止めを設け

 *財政規律が緩みを防ぐための重要なルールだった

 

国債発行残高の53%を日銀が保有
 ☆銀行券ルールは「廃止」ではなく「停止」された状態

 ☆有名無実化され、日銀は大規模金融緩和を進めるために

 *大胆に国債を買い入れ、600兆円近くも国債を保有している

 ☆金利変動で、保有国債の時価評価額は大きく変動する

 *保有国債の含み損は、貸借対照表にも計上されないとはいえ

 *自己資本を超えた含み損を抱えた場合、日銀への信認が維持できるのか

 ☆長期金利の変動上限を「柔軟化」してからは、再び含み損が拡大

 *今年の10月には、12兆円を超えた
 *日銀の自己資本は、純資産は5兆5316億円

 *自己資本残高、11兆8776億円
 *日銀は、上場投資信託、約24兆5000億円、含み益を温存
 ☆日銀の自己資本は、36兆円程度
 *10年物国債利回り、0.8%に上昇で、含み損は12兆円を超えた

 *日銀の副総裁は述べる、長期金利が2%に上昇した場合

 *保有国債に生じる含み損が約50兆円になると
 ☆会計帳簿に計上されないとはいえ

 *金利の上昇が続くと、実質的な債務超過に転落する可能性が大きい

 ☆海外の中央銀行では含み損を抱えても

 *金融政策の運営に支障がなかったことから

 *「含み損拡大を心配するに及ばない」と語る専門家もいる

 ☆財政状況が最悪ともいえる日本では、何が起きるかわからない

 

ETFの処分は持ち越し、塩漬けにしておく
 ☆日銀は金融政策決定会合で、原則年6兆円ETFの購人の目安を削除

 *市場急落時などには買い入れるものの、積極的な買い入れを止めた

 ☆含み益は、株式相場の騰落によって変動するが約24兆5000億円

 ☆ETFをどう処分するかは市場関係者の関心事の1つ

 *植田総裁は、「処分価格は時価によることになる」と述べた

 ☆日銀は、処分方法の具体論を議論するのは尚早と考えている

 *塩漬けにし、ETFを管理している投信運用会社に

 *毎年600億円もの信託報酬を払い続ける

 ☆株式相場が波乱局面を迎えれば

 *日銀が抱えるETFの価格変動リスクが顕在化する恐れもある

                    (敬称略)
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⛳出典、『株式投資2024』記事